- クレリック Cleric
- 主要能力値
- ヒットポイント
- 初期習熟
- 表3-8:クレリックの成長
- 表3-9:クレリックの一日の呪文
- クラス特徴
- 祖先と背景 Ancestry and Background
- 初期習熟 Initial Proficiency
- 神格 Deity
- 代替領域 Alternate Domains
- 破戒 Anathema
- 信仰呪文 Divine Spellcasting
- 呪文の増強 Heightening Spells
- キャントリップ Cantrips
- 信仰の源泉 Divine Font
- 教義 Doctrine
- クレリック特技 2レベル Cleric Feats
- 技能特技 2レベル Skill Feat
- 一般特技 3レベル General Feats
- 技能増加 3レベル Skill Increases
- 能力アップ 5レベル Ability Boosts
- 鋭敏感覚 Alertness 5th
- 祖先特技 5レベル Ancestry Feats
- 決意 9レベル Resolve
- 神速の反応11レベル Lightning Reflexes
- 信仰の守り 13レベル Divine Defense
- 武器開眼 13レベル Weapon Specialization
- 奇跡呪文 19レベル Miraculous Spell 19th
- クレリック特技 Cleric Feats
- 1レベル
- 2レベル
- 4レベル
- 6レベル
- 8レベル
- 10レベル
- 12レベル
- 14レベル
- 16レベル
- 18レベル
- 20レベル
クレリック Cleric
神格は無数の方法において世界に意志を及ぼす。そして君はその最も堅固な定命の僕の1人として仕えているのである。信仰魔法の祝福を受け、君は信仰の理想を生き、自らの教会のシンボルをまとって、熱心に神格の好む武器を訓練する。君の呪文は君の神格の意志に従って、君の味方を守り、治癒し、あるいは敵や信仰の敵対者を罰するかもしれない。君の人生は献身に満ちていて、言葉と行いの双方を通じて信仰の教えを広める。
主要能力値
判断力
1レベル時点で、君のクラスは判断力への能力アップを与える。
ヒットポイント
8+耐久力修正値
君は1レベルとその後、レベルを得るごとに、HPの最大値をこの数字だけ上昇させる。
初期習熟
1レベル時点で、君は記載された習熟ランクを下記のステータスに得る。君は何らかの別の方法でそれより良い習熟ランクを得ない限り、記載されていないものには未修得である。
【知覚】
修得
セーヴィング・スロー
頑健 修得
反応 修得
意志 熟練
技能
〈宗教〉修得
神格によって決まる1つの技能に修得
知力修正値+2に等しい追加の技能に修得
攻撃
単純武器 修得
神格の好む武器 修得
もし、神格の好む武器がアンコモンであるなら、君はその武器の入手手段を得る。
防御
あらゆる防具に未修得であるが、君の教義によって変更があるかもしれない
生身に修得
クラスDC
信仰呪文攻撃ロールに修得
信仰呪文DCに修得
表3-8:クレリックの成長
レベル | クラス特徴 |
---|---|
1 | 祖先と背景、初期習熟、神格、信仰呪文、信仰の源泉、教義 |
2 | クレリック特技、技能特技 |
3 | 2レベル呪文、一般特技、第二の教義、技能増加 |
4 | クレリック特技、技能特技 |
5 | 3レベル呪文、能力アップ、鋭敏感覚、祖先特技、技能増加 |
6 | クレリック特技、技能特技 |
7 | 4レベル呪文、一般特技、技能増加、第三の教義 |
8 | クレリック特技、技能特技 |
9 | 5レベル呪文、祖先特技、決意、技能特技 |
10 | 能力アップ、クレリック特技、技能特技 |
11 | 6レベル呪文、第四の教義、一般特技、神速の反応、技能増加 |
12 | クレリック特技、技能特技 |
13 | 7レベル呪文、祖先特技、信仰の守り、技能増加、武器開眼 |
14 | クレリック特技、技能特技 |
15 | 8レベル呪文、能力アップ、第五の教義、一般特技、技能増加 |
16 | クレリック特技、技能特技 |
17 | 9レベル呪文、祖先特技、技能増加 |
18 | クレリック特技、技能特技 |
19 | 最後の教義、一般特技、奇跡呪文、技能増加 |
20 | 能力アップ、クレリック特技、技能特技 |
表3-9:クレリックの一日の呪文
レベル | キャントリップ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 2* | |||||||||
2 | 5 | 3* | |||||||||
3 | 5 | 3 | 2* | ||||||||
4 | 5 | 3 | 3* | ||||||||
5 | 5 | 3 | 3 | 2* | |||||||
6 | 5 | 3 | 3 | 3* | |||||||
7 | 5 | 3 | 3 | 3 | 2* | ||||||
8 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3* | ||||||
9 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2* | |||||
10 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3* | |||||
11 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2* | ||||
12 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3* | ||||
13 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2* | |||
14 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3* | |||
15 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2* | ||
16 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3* | ||
17 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2* | |
18 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3* | |
19 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1* |
20 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1* |
クラス特徴
クレリックである君は、これらの能力を得る。高レベルで得られる能力は、特徴の名前の隣に、それらを得られるレベルが付記されている。
祖先と背景 Ancestry and Background
1レベル時点でクラスから得られる能力に加えて、君は2章に記載されているとおり、選んだ祖先と背景から利益を得る。
初期習熟 Initial Proficiency
1レベル時点で、君は基本的な訓練を示す多くの習熟を得る。これらの習熟はこのクラスの最初に書かれている。
神格 Deity
クレリックである君は、他の何よりも尊敬する神格の定命の従僕である。パスファインダーにおいて最も一般的な神格は、属性、関連する分野、そしてその神格のクレリックとなることの利益と共に437-440ページに記載されている。君の属性はその項目に記されている通り、神格によって許されるものでなければならない。神格は、1つの技能とその神格の好む武器に、修得の習熟ランクを与える。もし神格の好む武器がアンコモンであるなら、君はその武器の入手手段をも得る。
神格は君の呪文リストに呪文を加える。君はクレリックとしてそのレベルの呪文を発動出来るようになったなら、これらを、信仰呪文に記されている全ての呪文と同じように発動することが出来る。
これらの呪文には通常、信仰呪文リストにないものもあるが、もし君がこの方法で準備をするなら、これらは信仰呪文である。
代替領域 Alternate Domains
Source Gods & Magic pg. 7 2.0
神格にはそれぞれ、4つの領域が与えられており、それが神格の一次領域である。しかしながら、中には4つより多い管轄を持つ神格もおり、そういった神格は4つよりも多い適切な領域を持つ。こういった多くの代替領域は、その分野に専門化したキャラクターのみが取得可能である。なぜなら、その神格の主な目的や重点的な分野からは外れているからである。この本には、神格が持つかもしれない代替領域を記載している。神格の信者は、当初、こういった代替領域の入手手段を持たない。だが、クレリックは代替領域の1つを得るために《領域の入門者拡張》の特技を取ることが出来る。また、珍しい分派に属するクレリックやチャンピオンは、《異端の信仰》の特技を取って、入手可能な領域を再定義することが出来る。
破戒 Anathema
君の神格の属性や理想の根底に対立する行いをすることは、君の信仰への破戒となる。君の神格にとっての破戒であるような呪文の学習や発動、行いに身を任せること、アイテムを使うことによって、君は自分の神格の良き恩寵を失う。
悪の特性を持つ呪文の発動はほとんど常に、善の神格への破戒であり、同じように、善呪文の発動は悪の神格への破戒である;同じように、混沌呪文の発動は秩序の神格への破戒であり、秩序呪文の発動は混沌の神格への破戒である。真なる中立の神格を信仰する真なる中立のクレリックはこのような制限を受けないが、頻繁に特定の属性の呪文を発動するか、能力を使うなら、時間の経過によって属性が変わるかもしれない。同じように、君の信仰の信条や目標にとって破門である呪文の発動は、君と神格との繋がりに干渉するかもしれない。例えば、アンデッドを作るために呪文を発動することは、死の女神(訳注:Product Identityのため伏せる)への破戒となるだろう。どちらともつかない場合には、君と君のGMが、どの行動が破戒であるかを判断する。
もし、君が自分の神格への破戒である行いを十分に行ってしまったか、君の属性が神格によって許されていない属性に変わったなら、君は神格との繋がりに由来する魔法的な能力を失う。君が失うクラス特徴はGMによって判断されるが、信仰の源泉とあらゆる信仰呪文が含まれる可能性が高い。これらの能力は、君はアトーンの儀式(409ページに掲載)を行うことによって改悛を示すことによってのみ、再度、取得可能である。
信仰呪文 Divine Spellcasting
君の神格は、信仰呪文を発動する力を君に与える。君は“呪文の発動”の連続行動を使って信仰呪文を発動することが出来る。そして、呪文発動時に物質、動作、そして音声要素を与えることが出来る(302ページの呪文の発動を参照)。君はクレリックであるため、大抵の場合、呪文構成要素ポーチを使う必要があるような物質要素を必要とする呪文について、代わりに信仰焦点具(宗教の印など)を持つことが出来る。
1レベル時点で、君は2つの1レベル呪文と5つのキャントリップを毎朝、この本の信仰呪文リスト(309ページ)にあるコモン呪文からか、君が入手可能な他の信仰呪文から準備することが出来る。準備された呪文は、君がそれを発動するか、呪文を再び準備するまで、利用可能なままである。君が準備することが出来る呪文の数は、呪文スロットと呼ばれる。
クレリックのレベルが上がるに連れて、君が一日に準備することが出来る呪文の数と、君が発動出来る最も高い呪文レベルは増えていく。それは120ページの表3-9:一日のクレリック呪文に示されている。
呪文の中にはどの程度、効果があるかを確認するために呪文攻撃ロールを試みる必要があるか、敵に君の呪文DCに対してロールをさせるものがある(一般的にはセーヴィング・スローを試みることになる)。君の主要能力値は判断力であるため、呪文攻撃ロールと呪文DCは判断力修正値を用いる。
これらのステータスの計算についての詳細は447ページに記されている。
呪文の増強 Heightening Spells
2レベル以上の呪文スロットを得た際、君はこれらのスロットを低レベル呪文の強化バージョンで埋めることが出来る。これによってその呪文のレベルは呪文スロットに合わせて上昇する。多くの呪文は、特定のレベルに増強されると、特定の進展を得る。
キャントリップ Cantrips
君の呪文の幾つかはキャントリップである。キャントリップは呪文スロットを使わない特殊な種別の呪文である。君は無制限に、1日に何回でもキャントリップを発動出来る。キャントリップは君のレベルの半分の切り上げまで自動的に増強される。これはつまり、君がクレリックとして発動出来る呪文の最高レベルに等しい。例えば、1レベルクレリックのキャントリップは1レベル呪文で、5レベルクレリックのキャントリップは3レベル呪文である。
信仰の源泉 Divine Font
神格の祝福を通じて、君は正のエネルギーと呼ばれる生命力か、その反対の力である負のエネルギーを放出する、追加の呪文を得る。君が毎日、呪文を準備する際、神格によって異なるが、ヒールかハームの呪文を追加で準備することが出来る。君の神格が提供する信仰の源泉呪文は、437-440ページの君の神格の信仰の源泉の項目に記されている;もし両方が記載されているなら、君はヒールかハームを選ぶことが出来る。ひとたび選んだなら、君は倫理観の変遷か信仰の干渉なしに選択を変更することは出来ない。
治癒の源泉:君は最高レベルのクレリック呪文スロットに毎日、追加の呪文スロットを得る。君はこれらのスロットにヒール呪文(343ページ)だけを準備することが出来て、スロットの数は1+君の魅力修正値に等しい。
危害の源泉:君は最高レベルのクレリック呪文スロットに毎日、追加の呪文スロットを得る。君はこれらのスロットにハーム呪文(343ページ)だけを準備することが出来て、スロットの数は1+君の魅力修正値に等しい。
教義 Doctrine
同じ神格の信者の中ですら、多くの教義と信念があり、それらは時折、クレリックの間でも非常に広範に渡る。1レベル時点で、君は教義を選び、その最初の教義の利益を得る。この本に提示されている教義は、修道士cloistered clericと戦神官warpriestである。それぞれの教義は、君に1レベル時点で最初の利益を与える。3レベル、7レベル、11レベル、15レベル、19レベル時点で君は教義の二番目、三番目、四番目、五番目、最終教義をそれぞれ、得ることが出来る。
修道士 Cloistered Cleric
君は僧服をまとったクレリックで、信仰魔法と、神格の領域との繋がりに重きをおいている。
第一の教義(1レベル):君は“領域の入門者”のクレリック特技(121ページ)を得る。
第二の教義(3レベル):君の頑健セーヴへの習熟ランクは熟練になる。
第三の教義(7レベル):君の信仰呪文攻撃ロールと呪文DCへの習熟ランクは熟練になる。
第四の教義(11レベル):君は神格の好む武器に熟練になる。君がその武器を用いた攻撃ロールにクリティカル・ヒットした時、君はその武器のクリティカル特化効果を適用する;もし必要なら、君の信仰呪文DCを用いること。
第五の教義(15レベル):君の信仰呪文攻撃ロールと呪文DCへの習熟ランクは達人になる。
最後の教義(19レベル):君の信仰呪文攻撃ロールと呪文DCへの習熟ランクは伝説になる。
戦神官 Warpriest
君は自分の教会のより軍事的な教義に訓練をしており、呪文と戦いの双方に重点を置く。
第一の教義(1レベル):君は軽装鎧と中装鎧に修得しており、頑健セーヴに熟練である。君は《盾防御》(266ページ)の一般特技で、盾でダメージを減少させるリアクションを得る。もし君の神格の武器が単純武器であるなら、《素朴に潜む命取り》のクレリック特技(121ページ)を得る。13レベル時点で、もし君が信仰の守りのクラス特徴を得たなら、君はまた、軽装鎧と中装鎧への習熟ランクが熟練になる。
第二の教義(3レベル):君は軍用武器に修得している。
第三の教義(7レベル):君は神格の好む武器に熟練である。君がその武器を用いた攻撃ロールにクリティカル・ヒットしたなら、君はその武器のクリティカル特化効果を適用する;もし必要なら、君の信仰呪文DCを用いること。
第四の教義(11レベル):君の信仰呪文攻撃ロールと信仰呪文DCへの習熟ランクは熟練になる。
第五の教義(15レベル):君の頑健セーヴへの習熟ランクは達人になる。君が頑健セーヴに成功した際、代わりにクリティカルする。
最後の教義(19レベル):きみの信仰呪文攻撃ロールと信仰呪文DCへの習熟ランクは達人になる。
クレリック特技 2レベル Cleric Feats
1レベル時点と、その後、偶数レベルになるごとに、君はクレリックのクラス特技を得る。クレリックのクラス特技は76ページから始まる。
技能特技 2レベル Skill Feat
2レベル時点と、その後の2レベルごとに、君は技能特技を得る。技能特技は5章に記載されており、技能の特性を持つ。君は技能特技を選択するために、対応する技能に修得以上でなければならない。
一般特技 3レベル General Feats
3レベル時点と、その後の4レベルごとに、君は一般特技を得る。一般特技は5章に記載されている。
技能増加 3レベル Skill Increases
3レベル時点と、その後の2レベルごとに、君は技能増加を得る。君はこの増加を、未修得である1つの技能の習熟ランクを修得にするためにも、すでに修得である1つの技能の習熟ランクを熟練にするためにも、使うことが出来る。
7レベル時点で、君は技能増加を使って、すでに熟練である技能の習熟ランクを達人にするために使うことが出来るようになる。そして、15レベル時点で、君は技能増加を、すでに達人である技能の習熟ランクを伝説にするために使うことが出来るようになる。
能力アップ 5レベル Ability Boosts
5レベル時点と、その後の5レベルごとに、君は4つの異なる能力値の能力アップを得る。君はこの能力アップを使って、能力値を18より上にすることが出来る。能力アップはその能力値がすでに18以上であるなら1上昇させ、18未満なら2上昇させる。
鋭敏感覚 Alertness 5th
君は周囲の脅威に警戒心を抱いている。君の【知覚】の習熟ランクは熟練になる。
祖先特技 5レベル Ancestry Feats
開始時の祖先特技に加えて、5レベルとその後の4レベルごとに、君は祖先特技を得る。君が選択可能な祖先特技は2章の祖先の項目に記載されている。
決意 9レベル Resolve
君は決意によって己の精神を鎧う。意志セーヴへの君の習熟ランクは達人になる。君が意志セーヴに成功した時、代わりにクリティカルする。
神速の反応11レベル Lightning Reflexes
君の反応は雷光のごとく素早い。君の反応セーヴへの習熟ランクは熟練になる。
信仰の守り 13レベル Divine Defense
君の訓練と神格は君を害から守る。君の生身への習熟ランクは熟練になる。
武器開眼 13レベル Weapon Specialization
君は、よく知っている武器でどのようにしてより大きな傷を与えるかを学んでいる。君は熟練である武器と素手攻撃での攻撃に2点の追加ダメージを与える。このダメージは君が達人なら3点に、伝説なら4点に上昇する。
奇跡呪文 19レベル Miraculous Spell 19th
君は神格によって称揚され、真に奇跡めいた呪文を得る。君は1つの10レベル呪文スロットを得て、信仰呪文の発動能力を使ってそのスロットに呪文を準備することが出来る。君はレベルアップしても更なる10レベル呪文を得ることはないが、2個目のスロットを得るために《奇跡の使い手》の特技を取ることが出来る。君は、この呪文にスロットに、呪文スロットを消費することなく、あるいは更なる呪文スロットを持たなくても呪文を発動することが出来るようになるような能力を使うことは出来ない。
クレリック特技 Cleric Feats
クレリック特技を得るレベルに達したごとに、君は下記の特技から1つを選ぶ。君は特技を取る前に全ての前提条件を満たす必要がある。
1レベル
素朴に潜む命取り 1レベル DEADLY SIMPLICITY
クレリック
前提条件 単純武器を好む神格、神格の好む武器(素手打撃を含む)に修得であること
君の神格の武器は君の手の中で特に強力である。君が神格の好む武器を装備している際、その武器のダメージ・ダイスの大きさを1段階、上昇させる。
もし君の神格の好む武器が素手打撃(もし知恵と格闘の神を信仰しているなら、拳のような)(訳注:ProductIdentityのため神格の名前を伏せる)であり、そのダメージ・ダイスがd6よりも小さいなら、代わりにそのダメージ・ダイスをd6にする。
領域入門 1レベル DOMAIN INITIATE
クレリック
君の神格はその力に関連した特殊な呪文を与える。1つの領域を君の神格のリストから選ぶこと(君の宗教の中で、特に興味深い主題として)。君はその領域の初期領域呪文をという、その領域に固有の、他のクレリックには使うことのできない呪文を得る。それぞれの領域のテーマと領域呪文は441ページの表8-2:領域に掲載されている。領域呪文は集中呪文の一種である。集中呪文の発動には1集中点のコストがかかる。君は集中蓄積を、1集中点から開始する。君は日々の準備の間に集中蓄積を充填する。。また、神格に祈るか、その原動力に奉仕をするための“再集中”を使うために10分を費やすことによって、1集中点を回復することが出来る。
集中呪文はキャントリップと同じように、自動的に君のレベルの半分切り上げまで増強される。集中呪文は呪文スロットを必要とせず、呪文スロットを使ってそれらを発動することは出来ない。特技を取ることによって、君はもっと多くの集中呪文を得たり、集中蓄積の大きさを増やすことが出来るが、集中蓄積には3集中ポイント以下しか貯めておくことは出来ない。集中呪文についての完全なルールは300ページに記されている。
危害の手 1レベル HARMING HANDS
クレリック
前提条件 危害の源泉
君の負のエネルギーが肉体を破壊する力は大きくなる。君がハームを発動する際、d8ではなく、d10をロールする。
治癒の手 1レベル HEALING HANDS
クレリック
前提条件 治癒の源泉
君の正のエネルギーはより活力に溢れ、回復力がある。
君がヒールを発動する際、d8ではなく、d10をロールする。
神聖なる懲罰 1レベル HOLY CASTIGATION
クレリック
前提条件 善属性
君は、デーモン、デヴィル、その悪しき同類にダメージを与えるために、聖なるエネルギーと正のエネルギーを組み合わせる。君が発動する治癒呪文は、アンデッドに対するようにフィーンドにダメージを与える。
呪文間合伸張化 1レベル REACH SPELL
>
クレリック 精神集中 呪文修正
君は自分の呪文の射程を拡張することが出来る。もし、君が使う次のアクションが、距離を持つ「呪文の発動」であったなら、その呪文の距離を30フィート伸ばす。呪文距離の増加について標準的なことであるが、もしその呪文が通常は接触の距離を持っているのなら、その距離を30フィートへと伸ばす。
回避しうる前兆 特技1 PREMONITION OF AVOIDANCE FEAT 1
〆
クレリック
トリガー 君が障害に対するセーヴィング・スローを試みているが、まだロールしていない
君の神格は君に限定的な未来視を与え、発生する寸前に危険を忠告してくれる。君はトリガーとなったセーヴィング・スローに+2状況ボーナスを得る。
不浄なる堕落 1レベル VILE DESECRATION FEAT 1
クレリック
前提条件 悪属性
君は負のエネルギーと不浄の力を組み合わせて、エンジェル、アルコーン、その他の外方次元界の独善的な住人にダメージを与える。君がハーム呪文を発動した際、そのダメージを、負のエネルギーダメージの代わりに、セレスチャルのクリーチャーへの悪ダメージに変えることが出来る。
異端の信仰 1レベル Splinter Faith Feat 1
チャンピオン クレリック
Source Gods & Magic pg. 8
君の、神格に対する信仰は異端と呼ばれてしまうまでに非常に変わったやり方で表現される。この特技を選んだ際、君は自分の異端の信仰の基礎的な信条の詳細を作らなければならない。ただし、それは神格の布告や破戒には影響を与えない。4つの領域を選ぶこと。これらの領域は、君の神格の領域、君の神格の代替領域から選ばれなければならず、1つは、どちらのリストもなく、かつ、君の神格にとって破戒に該当しない領域から選んでもよい。君の神格のリストのどれにも記載されていない領域からの領域呪文を発動する際、常に集中呪文の常(訳注:君のレベルの半分切り上げ)よりも1レベル低いレベルまで強化される。君の神格の領域に基づいた能力を決める目的において、君が選んだ4つの領域は君の神格の領域として扱う。また、君が選ばなかった、全ての君の神格の領域は、君の神格の代替領域である。
2レベル
キャントリップ拡張 2レベル CANTRIP EXPANSION
クレリック
君は単純な呪文について広範に研究をしている。君は毎日、追加で2つのキャントリップを準備することが出来る。
共同治癒 2レベル COMMUNAL HEALING
クレリック 治癒 正のエネルギー
君は正のエネルギーの導管である。そして、君が自分を通じて正のエネルギーを放出する時、それは君のちょっとした怪我を治癒する。君は自分以外の1体のクリーチャーを治癒するためにヒール呪文を発動する際、そのヒール呪文の呪文レベルに等しい自分のヒット・ポイントを回復する。
軍用品彫刻 2レベル EMBLAZON ARMAMENT
クレリック 探索
物理的な物体に聖なる画像を注意深く刻み、君は闘争のために自らを鋼とする。君は武器あるいは盾に、印を刻むために10分間を費やすことが出来る。その印は1年が経過するまで色あせることはないが、もし、君が「軍用品彫刻」を行ったのなら、君が以前に彫刻した、あるいは、そのアイテムに既に彫刻されていたあらゆる印は即座に消える。そのアイテムは君の神格の宗教的な象徴となり、彫刻されている間は信仰焦点具として使うことが出来る。そして、アイテムの種別によって異なる別の利益を得る。この利益は、印が示している神格の信者にのみ適用される。
・盾 その盾は硬度に+1ステータス・ボーナスを得る(これによって、「盾防御」のリアクションでもっと多くのダメージを減らすことが出来るようになる)。
・武器 武器を振るう者はダメージ・ロールに+1ステータス・ボーナスを得る。
生命搾取 2レベル SAP LIFE FEAT 2
クレリック 治癒
君は自らの傷を癒やすために、敵から生命力を奪う。君がハーム呪文を発動し、少なくとも1体の生きているクリーチャーにダメージを与える際、ハーム呪文の呪文レベルに等しいヒット・ポイントを回復する。もし君が生きているクリーチャーでないのなら、君はこの特技から利益を得られない。
アンデッド威伏 2レベル TURN UNDEAD FEAT 2
クレリック
君の正のエネルギーによって傷つけられたアンデッドは不死とは反対の力への生来の嫌悪によって、逃げざるを得なくなるかもしれない。君がアンデッドにダメージを与えるために治癒呪文を使う際、セーヴにファンブルした、君のレベル以下のそれぞれのアンデッドは1ラウンド、逃亡の状態を得る。
多様なる源泉 2レベル Versatile Font
クレリック
前提条件 危害の源泉か治癒の源泉、クレリックに双方の源泉を許す神格
君は自分の神格の側面を追い求めているときに、治癒と危害の制限を超えた。君は危害の源泉か治癒の源泉から得た呪文スロットにハームとヒールのどちらを準備することも出来る。
迅速なる反応 2レベル RAPID RESPONSE FEAT 2
〆
クレリック
トリガー 味方が0ヒットポイントに減る
君は、必要な助けを与えるため、危機の時に素早く効率的に作業をする。君はトリガーとなった味方に向かって「歩行」する。君はこの移動の間、速度に+10フィートの状況ボーナスを得る。
4レベル
エネルギー放出の一撃 Channel Smite 4レベル
>>
クレリック 信仰 死霊術
前提条件 危害の源泉か治癒の源泉
コスト ハームあるいはヒールの消費
君は1回の近接攻撃を通じて、正あるいは負の破壊的なエネルギーを吸い上げ、敵に叩きつける。近接の「打撃」を1度行い、呪文のダメージを「打撃」のダメージに加える。これは君が消費したのがハーム呪文であれば負のエネルギーのダメージであり、ヒール呪文であれば、正のエネルギーのダメージである。
この呪文は、もし君の「打撃」が失敗するか、そのエネルギー種別によってダメージを受けないクリーチャーに命中した場合(例えば、ヒール呪文でアンデッドではないクリーチャーに命中させる)、効果なく消費される。
アンデッド支配 4レベル Command Undead
>
クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 危害の源泉、悪属性
君はアンデッド・クリーチャーの中の活性化の力をつかみ、それを自分の意志通りに捻じ曲げる。君が使う次のアクションが、1体のアンデッド・クリーチャーを目標としたハームの発動であるなら、君はそのハーム呪文の効果を変質させる。ハームの通常の効果ではなく、目標はそのレベルが君のレベル-3以下であるなら、君によって支配される。もしその目標が既に誰か他の者の支配下にあるのなら、支配しているクリーチャーもまたセーヴィング・スローをロールし、アンデッドはより良い結果を用いる。
成功 目標は影響を受けない。
失敗 アンデッド・クリーチャーは君の支配下にある手下となる。この呪文は1分間の持続時間を得るが、君か味方がこの手下となったアンデッドを攻撃したなら解除される。
ファンブル 失敗と同じだが、持続時間は1時間である。
指向性の放出 4レベル Directed Channel
クレリック
君は自分が放出するエネルギーを一方向に形作って、更に遠くに、一方向へと届かせることが出来る。君が効果範囲を持つバージョンのハームかヒールを発動する際、君はその範囲を30フィート爆発ではなく、60フィート円錐にすることが出来る。
共同治癒強化 4レベル Improved Communal Healing
クレリック
君は自分が《共同治癒》から得るであろうヒット・ポイントを、君自身ではなく、君のヒール呪文の射程にいる他の1体のクリーチャーに与えることが出来る。君はまた、自分だけをヒール呪文の対象とする際に《共同治癒》を使うことが出来るが、もしそうしたなら、君は自分以外の誰かに追加の治癒を与えなくてはならない。
死霊術の注入 4レベル NECROTIC INFUSION
>
クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 危害の源泉、悪属性
君は攻撃を強化するためにアンデッドの対象に負のエネルギーを注ぎ込む。もし、君が使う次のアクションが、単体のアンデッド・クリーチャーのヒット・ポイントを回復するためにハームを発動することなら、対象は自分の次の手番の終了時まで、近接武器と素手打撃に追加で1d6点の負のダメージを与える。もし、ハーム呪文が少なくとも5レベルなら、このダメージは2d6点に増加し、もし、少なくとも8レベルなら、このダメージは3d6点に増加する。
輝ける配剤 4レベル RADIANT INFUSION FEAT 4
>
クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 善属性、治癒の源泉
生きている味方に活性を与える正のエネルギーを注ぐ。君が次に使用するアクションが、1体のクリーチャーにヒットポイントを回復させるヒールの発動であった場合、その対象は次の手番の終了時まで、近接武器と素手打撃でのダメージに追加で1d6点の正のダメージを得る。追加で1d6点の正のダメージを与える。ヒール呪文が少なくとも5レベルであれば、このダメージは2d6点に増加し、8レベル以上の呪文であれば3d6点に増加する。
領域の入門者拡張化 4レベル Expanded Domain Initiate Feat 4
クレリック
Source Gods & Magic pg. 8 2.0
前提条件 《領域の入門者》
君は、神格のあまりよく知られてない側面を長いこと、崇拝してきた。君の神格の代替領域から1つを選ぶ。君は、その領域と、その領域の初期領域呪文の入手手段を得る。
6レベル
喪心 6レベル CAST DOWN
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クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 危害の源泉か治癒の源泉
信仰の激しい力によって君は敵を押しつぶすことが出来る。もし、君が使う次のアクションが、1体のクリーチャーへのハームかヒールの発動であるなら、対象はその呪文からダメージを受けた場合、伏せ状態になる。もしその対象が呪文に対するセーヴにファンブルしたなら、1分間、移動速度に10フィートのステータス・ペナルティを受ける。
信仰の武器 6レベル DIVINE WEAPON
□
クレリック
頻度 1手番に1回
トリガー 手番に君が自分の信仰呪文スロットの1つを用いた「呪文の発動」を終える
君は残存する呪文エネルギーを、使っている武器1つに注ぎ込む。君の手番の終了時まで、その武器は追加で1d4の力場ダメージを与える。君は代わりに自分の神格の属性を構成する要素の1つに合致する属性種別の1d6の追加ダメージを与えることが出来る。属性ダメージの常であるが、このダメージは反対の属性のクリーチャーのみにダメージを与える。
選択的エネルギー放出 6レベル SELECTIVE ENERGY
クレリック
君が信仰の力を呼び下ろす際、敵が利益を受けないように、あるいは味方が傷つかないようにすることが出来る。範囲を持つハームあるいはヒールを発動する際、君はその呪文の対象とならないクリーチャーの数を、魅力修正値(最小値1)に等しい数だけ、指定することが出来る。
堅実な呪文発動 6レベル STEADY SPELLCASTING
クレリック
技術に自信がある君は、簡単に呪文を失うことはない。もし、あるリアクションが君の呪文発動を妨害するかもしれないなら、DC15の平目判定を試みること。もし成功したなら、君のアクションは妨害されない。
魔法の手 6レベル MAGIC HANDS FEAT 6
クレリック
前提条件 治癒の手
君の神格の祝福は君の治癒能力を強化し、通常の手当てを魔法のように機能させる。君が「傷の手当て」のための〈治療〉判定に成功した際、君のアクションは信仰の特性を得て、君は2d8点(あるいはクリティカルなら4d8点)の最大値を治癒させる。もし、君が「傷の手当て」に追加のダイスを加える能力を持っているなら、君はそれらを通常通りにロールする。
8レベル
上級領域 8レベル ADVANCED DOMAIN
クレリック
前提条件 領域入門
研究や祈りは君の神格の領域の、より深い秘密を明らかにする。君は領域の1つ(441ページの表8-2:領域に記載の通り)から上級領域呪文を得る。君の集中蓄積の集中点を1点上昇させる。
特殊 君はこの特技を複数回、選ぶことが出来る。毎回、君は初級領域呪文を持つ領域から異なる上級領域呪文を選ばなくてはならない。
武器属性付与 8レベル ALIGN ARMAMENT
>
クレリック 信仰 力術
頻度 1ラウンドに1回
君は1つの武器に、自分の神格の信念との形而上の調和をもたらす。君がこの特技を選んだ際、混沌、悪、善、秩序を選ぶ。君の選択肢は君の神格の構成要素の1つと合致していなくてはならない。このアクションは選ばれた属性に対応する特性を持つ。
君がこのアクションを使う際、君は武器に接触する。1ラウンド、その武器は対立する属性のクリーチャーに、選んだ種別の追加ダメージ1d6を与える。例えば、もし君が善を選んだのなら、武器は悪のクリーチャーに対して追加の1d6の善ダメージをあたう。もし君が“武器属性化”を再度行うのなら、あらゆる以前の武器属性化はその追加ダメージを失う。
特殊 君はこの特技を2回選ぶことが出来る。その際、君の神格のもう1つの属性を選ぶ。君が“武器属性化”する際、君はどちらかの属性を選ぶ。
エネルギー放出の援助 8レベル CHANNELED SUCCOR
クレリック
前提条件 治癒の源泉
君は信仰の恩寵で状態を取り除くことが出来る。君は下記の呪文のどれかを発動するために、治癒の源泉に由来する追加のスロットに準備したヒール呪文1つを犠牲にすることが出来る:リムーヴ・カース、リムーヴ・ディジーズ、リムーヴ・パラリシス、レストレーション。この呪文は君が犠牲にしたヒール呪文と同じレベルまで増強される。
アンデッド葬送 8レベル CREMATE UNDEAD
クリック
君の正のエネルギーはアンデッドに光を浴びせる。君がアンデッドにダメージを与えるためにヒールを使う際、ダメージを受けたアンデッドはそれぞれ、呪文レベルに等しい持続する火炎ダメージを受ける。
エネルギー彫刻 8レベル EMBLAZON ENERGY
クレリック
前提条件 軍用品彫刻
エレメンタルの力をもって、君は彫刻したシンボルにさらなる効力を与える。「軍用品彫刻」をする際、君は「軍用品彫刻」に記されている効果の代わりに下記の効果を選ぶことが出来る。これらの効果は、基本の選択肢と同じ制限条件がある。
・盾 強酸、氷雪、雷撃、火炎、あるいは音波を選ぶ。着用者は盾の状況ボーナスを、選んだダメージ種別へのセーヴィング・スローに対して得て、選んだダメージ種別に“盾防御”を使うことが出来る。盾はまた、もし君がその種別に合致する特性を持つ領域呪文を持っているなら(例えば火炎)、そのダメージ種別の、君のレベルの半分に等しい抵抗を得る。
・武器 強酸、氷雪、電気、火炎、音波を選ぶ。、武器はその種別の追加ダメージ1d4を与える。もし君がその種別に合致する特性を持つ領域呪文を持っているなら(例えば火炎)、追加ダメージを1d6に上昇させる。
殉教者 8レベル MARTYR FEAT 8
>
クレリック 呪文修正
前提条件 信仰の源泉
君は味方の手助けをするために、たとえ自分の身を犠牲にしてでもとことんやる。君の次のアクションが味方一体のヒットポイントを回復するための、治癒あるいは危害の源泉からのハームあるいはヒールであるなら、君はその呪文に自分自身の生命力を放出する。君はその呪文のレベルごとに1d8点のヒットポイントを失う。これは、どんな方法でも減らすことや代替することが出来ない。そして、君の味方は等しい量のヒットポイントを得る。
湧き上がる集中 8レベル SURGING FOCUS FEAT 8
□
クレリック
頻度 1日に1回
トリガー 君が目視することが出来る味方が0ヒットポイントになる
君が目視することが出来る味方が戦いで倒れた際、その闘争心と逃避の反射によって、君の中に神格の力が湧き上がる。君は即座に1集中点を回復する。
10レベル
懲罰の武器 10レベル CASTIGATING WEAPON
クレリック
前提条件 神聖なる懲罰
君の神格の懲罰の力は、君が邪悪な者を打ち倒すことが出来るように、肉体を強化する。君がヒール呪文を使ってフィーンドにダメージを与えた後、君の武器や素手打撃の“打撃”は君の次の手番の終了時まで、ヒール呪文の半分に等しい追加の善ダメージをフィーンドに対して与える。これは、既にその武器が与える、あらゆる善ダメージと累積する(ホーリィ・ルーンのような)。
英雄の癒し 10レベル HEROIC RECOVERY
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クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 治癒の源泉、善属性
君の治癒の快復力は癒やしの受け手を活性化する。もし君が使う次のアクションが単体の生きたクリーチャーを対象とするヒールの発動で、対象がその呪文からヒット・ポイントを回復するのなら、そのクリーチャーは次の手番の終了時まで3つのボーナスを得る;移動速度への5フィートのステータス・ボーナス、攻撃ロールへの+1ステータス・ボーナス、そしてダメージ・ロールへの+1ステータス・ボーナスである。
アンデッド支配強化 10レベル IMPROVED COMMAND UNDEAD
クレリック
前提条件 危害の源泉、アンデッド支配、悪属性
アンデッド・クリーチャーは君の支配に抵抗するのは不可能であると察した。君が“アンデッド支配”を使う際、もしアンデッドがセーヴに成功したものの、クリティカルでないのなら、そのアンデッドは1ラウンド、君の手下である。もしアンデッドがセーヴに失敗したのなら、10分間、君の手下である。ファンブルしたのなら、そのアンデッドは24時間、君の手下である。
戦の賜物 10レベル REPLENISHMENT OF WAR
クレリック
前提条件 神格の好む武器に熟練
敵を打ちのめすことによって、君は神格からの称賛と防護を得る。君が神格の好む武器を用いてクリーチャーに“打撃”でダメージを与えた際、君のレベルの半分に等しい一時的ヒット・ポイントか、その“打撃”がクリティカル・ヒットなら君のレベルに等しい一時的ヒット・ポイントを得る。これらの一時的ヒット・ポイントは君の次の手番の開始時まで続く。
回避しうる予兆共有 10レベル SHARED AVOIDANCE FEAT 10
クレリック
前提条件 回避しうる予兆
君は危険の予兆を味方に投射することが出来る。君が「回避しうる予兆」を使った際、君の15フィート以内にいる、同じ障害に対して同じセーヴィング・スローをしていた味方も、セーヴィング・スローに+2状況ボーナスを得る。
信仰の盾 10レベル SHIELD OF FAITH FEAT 10
クレリック
前提条件 領域の入門者
領域呪文から残存するエネルギーが君の防御を強化する。君が領域呪文を発動するために集中呪文を消費する際、君は次の手番の開始時にACに+1ステータス・ボーナスを得る。
呪文貫通化 10レベル THROUGH SPELL FEAT 10
>
クレリック 精神集中 呪文修正
君が発動する呪文は、短期間、生命力の精髄に変化することが出来る。これは君と対象の間の生きているクリーチャーとアンデッド・クリーチャーの間を無害に通り抜け、固体にのみ遮られる。もし、君が使う次のアクションが呪文攻撃ロールを必要とする「呪文の発動」であったなら、対象は生きているクリーチャーとアンデッド・クリーチャーによって提供される遮蔽の利益を受けない。
12レベル
守りの癒し 12レベル DEFENSIVE RECOVERY
>
クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 危害の源泉か治癒の源泉
信仰が治癒に加えて一時的防護を与える。もし君が使う次のアクションが単体の目標に対するハームかヒールで、対象がその呪文からヒット・ポイントを回復したなら、その対象は1ラウンド、ACに+2ステータス・ボーナスとセーヴィング・スローを得る。
領域集中 12レベル DOMAIN FOCUS
クレリック
前提条件 1つ以上の領域呪文
神格の領域に対する君の献身と、君が得ている力は増している。もし君が最後に“再集中”してから少なくとも2集中点を費やしているなら、君は“再集中”の際に1点ではなく、2点の集中点を回復する。
反魔法の彫刻 12レベル EMBLAZON ANTIMAGIC
クレリック
前提条件 軍用品彫刻
君の神格のシンボルは攻撃的な魔法からの守りとなる。君が「軍用品彫刻」をした際、軍用品彫刻の特技に記されている効果の代わりに下記の効果を選ぶことが出来る。これらの効果は基本の選択肢と同じ制限を持つ。
・盾 着用者が盾を掲げた際、着用者は魔法に対するセーヴィング・スローに盾の状況ボーナスを得て、敵の呪文に由来するダメージに対して「盾防御」を使うことが出来る。
・武器 武器の着用者がその武器でクリティカル・ヒットした際、着用者は自分のレベルの半分切り上げを無効化レベルとして、目標の呪文の無効化を試みることが出来る。もしそうするのなら、彫刻されたシンボルは即座に消える。
賜物共有化 12レベル SHARED REPLENISHMENT
クレリック
前提条件 戦の賜物
君の神格が戦めいた行いを祝福する際、君はその賜物を味方に与えることが出来る。君は自分自身が得るのではなく、《戦の賜物》からの一時的ヒット・ポイントを、10フィート以内の味方1体に与えることが出来る。君はこれらの一時的ヒット・ポイントを毎回、別の味方に与えることが出来る。つまり、君は1回の手番で複数のクリーチャーに一時的ヒット・ポイントを与えることが出来るのである。
14レベル
神格の守り 14レベル DEITY’S PROTECTION
クレリック
前提条件 上級領域
君が領域の保証するところを満たすために神格の力を呼ぶ際、君は信仰の守りを得る。君が領域呪文を発動した後、君は次の手番の開始時まで、あらゆるダメージへの抵抗を得る。抵抗の量は、君が発動した領域呪文のレベルに等しい。
武器属性付与延長 14レベル EXTEND ARMAMENT ALIGNMENT
クレリック
前提条件 武器属性付与
君が武器に適用する属性は、もっと長く持続する。《武器属性付与》の持続時間を1分間に増加させる。
高速化エネルギー放出 14レベル FAST CHANNEL
クレリック
前提条件 危害の源泉あるいは治癒の源泉
信仰の力は常に君の指先に宿っており、即座に君の呼び声に答える。君が2アクションを費やしてハームかヒールを発動する際、君は2アクションバージョンの代わりに3アクションバージョンの効果を得るこtができる。
君は危害の源泉を持っているならハームに、治癒の源泉を持っているならヒールに(あるいは君が《多様なる源泉》を持っているなら両方に)この能力を使うことが出来る。
速やかなる退魔 14レベル SWIFT BANISHMENT
〆
クレリック
トリガー 君が、自らの故郷の次元界以外にいるクリーチャーにクリティカル・ヒットする
条件 君が準備済みのバニッシュメントを持っている
君の一撃の力によって犠牲者は故郷の次元界へと送り返される。君は準備していたバニッシュメント呪文を消費し、呪文を発動することなしにクリティカル・ヒットしたクリーチャーにその影響を与える。通常通り、クリーチャーは抵抗を試みることが出来る。
相克相生 14レベル EBB AND FLOW FEAT 14
>
クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 多様なる源泉
君は敵に危害を与え、味方を癒すために同時に正のエネルギーと負のエネルギーの両方を同時に引き出すことが出来る。もし、君の次のアクションが1アクションあるいは2アクションのヒールあるいはハーム呪文の発動なら、その呪文によって危害を受けるであろう、距離内の1体のクリーチャーを選び、その呪文によって癒されるであろう、距離内の別のクリーチャー1体を選ぶ。君のヒールあるいはハーム呪文は双方のクリーチャーを対象にする。
明瞭なる予兆 14レベル PREMONITION OF CLARITY FEAT 14
〆
クレリック 幸運
頻度 1時間に1回
トリガー 君が精神効果に対するセーヴィング・スローに失敗する
君の神格が精神的な攻撃に対して君を強化する、信仰のビジョンを送る。トリガーとなったセーヴィング・スローを、+2状況ボーナスを得て再ロールする。君は、結果が悪くなったとしても、2番目の結果を使わなくてはならない。
16レベル
永遠の災い 16レベル ETERNAL BANE
クレリック
前提条件 悪属性
悪しき人生によって君は、己の神格の悪しき力の集合体となった。君は絶え間なく、自らのレベルの半分(切り上げ)に等しい呪文レベルのベイン呪文に囲まれている。半径は15フィートで、上昇させることは出来ない。君は呪文を「解除」することが出来る;もしそうしたなら、1分後に自動的に戻る。
永遠の祝福 16レベル ETERNAL BLESSING
クレリック
前提条件 善属性
善良なる行いによって君は永遠に神格の恩寵を受けている。君は絶え間なく、自らのレベルの半分(切り上げ)に等しい呪文レベルのブレス呪文に囲まれている。半径は15フィートで、上昇させることは出来ない。君は呪文を「解除」することが出来る;もしそうしたなら、1分後に自動的に戻る。
蘇生者 16レベル RESURRECTIONIST
クレリック
君は活性化させ、治癒し続けるために死の淵からクリーチャーを引き戻すことが出来る。瀕死のクリーチャーのヒット・ポイントを回復させたか、死亡しているクリーチャーを生き返らせてヒット・ポイントを回復させたなら、君はそのクリーチャーに1分間、高速治癒5を与える。この高速治癒は、そのクリーチャーが気絶したなら終了する。
是正の源泉 16レベル REMEDIATE FEAT 16
□
クレリック 精神集中 呪文修正
前提条件 危害の源泉あるいは治癒の源泉
頻度 1時間に1回
君の次のアクションが、信仰の源泉を使ってクリーチャーにダメージを与えるための3アクションのヒールあるいはハームの発動であるなら、君は敵対する勢力にカウンターするために残存エネルギーの制御をすることが出来る。君は呪文の範囲内にある、混沌、悪、善、秩序の特性を持つ一つの効果を無効化しようとするために、ヒールあるいはハーム呪文を使うことが出来る。選んだ特性は、君の神格の属性と対立するものでなければならない:君の神格が真なる中立であるなら、君はあらゆる特性を選ぶことが出来る。
18レベル
尽きぬ領域 18レベル DOMAIN WELLSPRING
クレリック
前提条件 領域集中
君の集中の威力は、君が領域に投じた力を得て成長している。もし君が最後に“再集中”してから、少なくとも3集中点を費やしているのなら、君は“再集中”した際に1集中点ではなく、3集中点を回復する。
反響するエネルギー放出 18レベル Echoing Channel
>
クレリック 精神集中 呪文修正
君が正か負のエネルギーを引き出した際、君はまた、そのエネルギーの小さなポケットをも作り出す。君が使う次のアクションが単体のクリーチャーを治癒するかダメージを与える、2アクションのハームあるいはヒールであるなら、君か対象に隣接するクリーチャーを1体、追加で選ぶ。そのクリーチャーを、同じ呪文の1アクションバージョンの対象とする。この呪文は、君が発動した2アクションのハームかヒールと同じレベルで、呪文スロットを新たに費やすことはない。
速やかなる退魔強化 18レベル Improved Swift Banishment
クレリック
前提条件 速やかなる退魔
君は自分の武器で簡単にクリーチャーを退散させることが出来る。君は、たとえバニッシュメントを準備していなくとも、残っている5レベル以上の呪文スロットがある限り、“速やかなる退魔”を使うことが出来る。
君は5レベル以上の準備済み呪文を犠牲にしなければならず、君が作り出すバニッシュメントの効果はその呪文のレベルまで増強される。君の武器は、バニッシュメントの特殊な物質要素として機能し、君が“速やかなる退魔”を用いて発動するあらゆるバニッシュメントに対するセーヴに対象はー2ペナルティを受ける。
奇跡の可能性 18レベル MIRACULOUS POSSIBILITY FEAT 18
クレリック
君の神格は小さな奇跡を起こせるように君に力を与える。君は、変動する神格の要請を容易く受け入れることが出来るようになる。一日の準備の間、一度だけ、君は呪文スロットひとつを、呪文の準備のためではなく、信仰の潜在力そのものを保持するために使うことができる。君は、自分が指定したスロットより2レベル以上低い、信仰呪文リストにある君が知っている呪文を発動するためにその呪文スロットを使うことが出来る。この呪文は、あらゆる意味において2レベル低いものとして振る舞う。君は発動するまで、そのスロットにあらゆる特定の呪文を準備しない。
明瞭なる予兆共有 18レベル SHARED CLARITY FEAT 18
クレリック
前提条件 明瞭なる予兆
君は自分の明瞭なる予兆を味方に投影することが出来る。君が「明瞭なる予兆」を使う際、君の15フィート以内にいる、同じ精神効果に対する同じセーヴィング・スローに失敗した味方は、+2状況ボーナスを得て失敗したセーヴィング・スローを再ロールするためにリアクションを消費することが出来る。
20レベル
化身の謁見 20レベル Avatar’s Audience
クレリック
最大級の奉仕によって君は神格の下級の先触れとなり、特定の特権を得ている。まず、君が遭遇するあらゆるクリーチャーは、本能的に君が君の神格の代弁者であることを知る。次に、もし君が自分の神格と接触するための共同儀式に参加するなら、君はコストを全く支払うことなく、自動的にクリティカルする。三番目に、1日に1回、君は生来の信仰呪文としてプレイン・シフトを発動することが出来るが、これは君の神格の領土に旅するために限られる。この方法で発動する際、その発動時間は1分であり、君の宗教のシンボルはこの呪文のための調律された三叉として機能する。もし君がこの呪文によって自分の神格の領土にいるのなら、君は精神集中と信仰の特性を持つ1回のアクションを消費することによって、この呪文を発動した際に出発した地点に戻ることが出来る。
奇跡の使い手 20レベル Maker of Miracles
クレリック
前提条件 奇跡呪文
気味は真実、神の力の導管である。気味は追加の10レベル呪文スロットを得る。
エネルギー放出修正 20レベル Metamagic Channel
□
クレリック 精神集中
命の源の本質への、信仰の啓示を深く理解することによって、気味は正や負のエネルギーの効果を自在に操ることが出来る。通常は1アクションかかり、ハームかヒール呪文に適用可能な1つの呪文修正アクションを使う。君がこの方法で使うなら、その効果はハームかヒール呪文にのみ適用される。
君は多くのクレリックのクラス特徴で下記の用語を目にするだろう。
呪文修正Metamagic: これらのアクションは君の呪文を変更する。君は自分が変更したい“呪文の発動”の直前に呪文修正アクションを使わなくてはならない。もし君が“呪文の発動”以外のアクションを直後に使ったなら(フリー・アクションとリアクションを含めて)、君はその呪文修正アクションの利益を無駄にする。呪文修正アクションによって加えられた効果はその呪文の効果の一部であって、呪文修正アクションの効果ではない。
支配されたアンデッドは手下の特性を得る。手下は手番ごとに2回のアクションを使うことが出来て、リアクションを使うことは出来ない。手下は、君が音声で命令を与えるためのアクションを消費した際に(このアクションは聴覚と精神集中の特性を持つ)、戦闘中、君の手番に行動する。もし命令を与えないなら、アンデッドの手下は自分を守るか、明らかな危害から逃げるか以外のアクションを取らない。
もし、少なくとも1分、世話をされずに放置されたなら、精神のないアンデッドの手下は行動をしないが、知力のあるアンデッドは自分達のしたいように行動する。君は同時に4体より多いアンデッドの手下を持つことは出来ない。
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