- ウィザード
- 主要能力値
- ヒットポイント
- 初期習熟
- 表3-18:ウィザードの成長
- クラス特徴 Class Features
- 表3-19:ウィザードの一日の呪文数
- 秘術の絆 Arcane Bond
- 秘術の主題 Arcane Thesis
- ウィザード特技 Wizard Feats
- 技能特技 2レベル Skill Feats 2nd
- 一般特技 3レベル General Feats
- 技能増加 3レベル Skill Increases
- 能力アップ 5レベル Ability Boosts
- 祖先特技 5レベル Ancestry Feats
- 神速の反応 5レベル Lightning Reflexes
- 熟練の術者 7レベル Expert Spellcaster
- 魔法の肉体強化 9レベル Magical Fortitude
- 鋭敏感覚 11レベル Alertness
- ウィザード武器の専門知識 11レベル Wizard Weapon Expertise 11th
- 守りのローブ 13レベル Defensive Robes
- 武器開眼 13レベル Weapon Specialization
- 達人の術者 15レベル Master Spellcaster
- 決意 17レベル Resolve 17th
- 大魔術士の呪文 19レベル Archwizard’s Spellcraft
- 伝説の術者 19レベル Legendary Spellcaster
- 秘術系統 Arcane Schools
- ウィザード特技 Wizard Feats
- 1レベル
- 2レベル
- 4レベル
- 6レベル
- 10レベル
- 12レベル
- 14レベル
- 16レベル
- 18レベル
- 20レベル
ウィザード
君は強力で破壊的な呪文を発動するために呪文への精通性を利用する、宇宙の神秘的な秘密の永遠の学徒である。君は魔法を科学のように取り扱い、どのように魔法が機能するのかを発見し、理解するために古の難解な魔術書と最新の文書を相互参照しながら実践的な呪文を行う。魔法理論は広大であるため、君がすべてを研究する方法はない。君は八種類の魔法系統のどれかに特化して他の全てよりも、その系統の微妙な差異を深く理解するか、深淵の広がりにおいて全ての魔法が一緒くたになる方法に重点を置いた、より広大なアプローチを好むかもしれない。
主要能力値
【知力】
1レベル時点で、君のクラスは【知力】への能力アップを与える。
ヒットポイント
6+【耐久力】修正値
君は1レベルとその後、レベルを得るごとに、HPの最大値をこの数字だけ上昇させる。
初期習熟
1レベル時点で、君は記載された習熟ランクを下記のステータスに得る。君は何らかの別の方法でそれより良い習熟ランクを得ない限り、記載されていないものには未修得である。
【知覚】
修得
セーヴィング・スロー
【頑健】修得
【反応】修得
【意志】熟練
技能
〈神秘学〉修得
【知力】修正値+2に等しい追加の技能に修得
攻撃
クラブ、クロスボウ、ダガー、ヘヴィ・クロスボウ、スタッフ 修得
素手打撃 修得
防御
全ての鎧に未修得
生身 修得
呪文
秘術呪文攻撃ロール 修得
秘術呪文DC 修得
表3-18:ウィザードの成長
レベル | クラス特徴 |
---|---|
1 | 祖先と背景、初期習熟、秘術呪文、秘術系統、秘術の絆、秘術の主題 |
2 | 技能特技、ウィザード特技 |
3 | 2レベル呪文、一般特技、技能増加 |
4 | 技能特技、ウィザード特技 |
5 | 3レベル呪文、能力アップ、祖先特技、神速の反応、技能増加 |
6 | 技能特技、ウィザード特技 |
7 | 4レベル呪文、熟練の術者、一般特技、技能増加 |
8 | 技能特技、ウィザード特技 |
9 | 5レベル呪文、祖先特技、魔法の肉体強化、技能増加 |
10 | 能力アップ、技能特技、ウィザード特技 |
11 | 6レベル呪文、鋭敏感覚、一般特技、技能増加、ウィザード武器の専門知識 |
12 | 技能特技、ウィザード特技 |
13 | 7レベル呪文、祖先特技、守りのローブ、技能増加、武器開眼 |
14 | 技能特技、ウィザード特技 |
15 | 8レベル呪文、能力アップ、一般特技、達人の術者、技能増加 |
16 | 技能特技、ウィザード特技 |
17 | 9レベル呪文、祖先特技、決意、技能増加 |
18 | 技能特技、ウィザード特技 |
19 | 大魔術士の呪文、伝説の術者、一般特技、技能増加 |
20 | 能力アップ、技能特技、ウィザード特技 |
クラス特徴 Class Features
君は、ウィザードとしてこれらの能力を得る。高レベルで得られる能力は、特徴の名前の隣に、それらを得られるレベルが付記されている。
祖先と背景 Ancestry and Background
1レベル時点でクラスから得られる能力に加えて、君は2章に記載されているとおり、選んだ祖先と背景から利益を得る。
初期習熟 Initial Proficiency
1レベル時点で、君は基本的な訓練を示す多くの習熟を得る。これらの習熟はこのクラスの最初に書かれている。
秘術呪文 Arcane Spellcasting
研究と実践への専念を通じて、君は呪文発動のための秘術の力を制御することが出来る。君は“呪文の発動”の連続活動を使って秘術呪文を発動することが出来る。そして、君は呪文発動の際に物質、動作、そして音声要素を与えることが出来る(302ページの呪文の発動を参照)。
1レベル時点で、君は2つまでの1レベル呪文と5つまでのキャントリップを君の呪文書(下記参照)の呪文から毎朝、準備することが出来る。それに加えて、君が専門家ウィザードならば、1レベルごとに1つと、キャントリップ1つの、追加の君の選んだ系統の呪文を準備することが出来る。準備済呪文は君がそれを発動するか、再び呪文を準備する時まで使用可能なままである。君が準備することが出来る呪文の数を、呪文スロットと呼ぶ。
君のウィザード・レベルが上がるにつれて、君の呪文スロットの数と、君が呪文スロットから発動することが出来る最高レベルの呪文は205ページの表3-19:一日のウィザード呪文に示されるように増えていく。
君の呪文には、どのように効果を表すかを確認するために、呪文攻撃ロールを試みることが必要か、敵に君の呪文DCに対するロールをさせるものがある(一般的には、セーヴィング・スローを試みることによる)。君の主要能力値は【知力】であるため、君の呪文攻撃ロールと呪文DCは【知力】修正値を使う。
これらのステータス算出の詳細は447ページに記載されている。
呪文の増強 Heightening Spells
2レベル以上の呪文スロットを得た際、君はこれらのスロットを低レベル呪文の強化バージョンで埋めることが出来る。これによってその呪文のレベルは呪文スロットに合わせて上昇する。多くの呪文は、特定のレベルに増強されると、特定の進展を得る。
キャントリップ Cantrips
キャントリップは呪文スロットを使わない特殊な種別の呪文である。君は無制限に、1日に何回でもキャントリップを発動出来る。キャントリップは君のレベルの半分の切り上げまで自動的に増強される。これはつまり、君がクレリックとして発動出来る呪文の最高レベルに等しい。例えば、1レベルウィザードのキャントリップは1レベル呪文で、5レベルウィザードのキャントリップは3レベル呪文である。
呪文書 Spellbook
全ての秘術呪文には書物のバージョンがあり、それらは大抵、呪文書に記録されている。君は10sp以下の呪文書(291ページに詳述されている)を持って冒険を開始する。これを君は無料で受け取ることが出来て、毎日呪文を準備するために呪文書を研究しなくてはならない。呪文書には君の選んだ10個の秘術キャントリップと、5つの1レベル秘術呪文が書かれている。君はこの本(307ページ)の秘術呪文リストのか、君が手に入れることの出来る他の秘術呪文のコモン呪文から、それらの呪文を選ぶことが出来る。
君の呪文書の形態と名前は君次第である。ほこりっぽい、革で束ねられた大冊であるかもしれないし、真鍮の指輪に繋がれた、薄い金属の円盤の集合かもしれない;その名前は理解し難い、クリムゾン・リブラムといったものかもしれないし、もっと学術的なもの、例えば実践的編成術の野外研究といったものであるかもしれない。
君がレベルを得るごとに、君は自分が発動することの出来るどんなレベルでも、呪文書に2つの呪文を加える。君はまた、241ページに記載されている通り、冒険で発見した他の呪文を加えるために〈神秘学〉の技能を使うことも出来る。
秘術系統 Arcane School
多くの秘術呪文使いは単一の魔法系統に深く探求し、その秘密を体得しようとする。もし君が専門家ウィザードになりたいのなら、専門とする系統を選ぶこと。
君は自分の系統の追加呪文と呪文スロットを得る。秘術系統は207ページに記載されている。
もし君が系統を選ばないのなら、君は総合術者である。総合術者は魔法の真の知識への道には、全ての八つの系統を共に機能させる複数の規律の理解が必要だと思っている。総合術者には専門家ウィザードのように特化してはいないが、彼らは大いなる柔軟性を持つ。
総合術者ウィザードは209ページに記載されている。
表3-19:ウィザードの一日の呪文数
レベル | キャントリップ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 3 | |||||||||
2 | 5 | 4 | |||||||||
3 | 5 | 4 | 3 | ||||||||
4 | 5 | 4 | 4 | ||||||||
5 | 5 | 4 | 4 | 3 | |||||||
6 | 5 | 4 | 4 | 4 | |||||||
7 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | ||||||
8 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | ||||||
9 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | |||||
10 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | |||||
11 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ||||
12 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ||||
13 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | |||
14 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | |||
15 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ||
16 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ||
17 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | |
18 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | |
19 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 1 |
20 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 1 |
* 大魔術士の呪文のクラス特徴は君に、他の呪文スロットと少し違った働きをする10レベル呪文スロットを与える。
秘術の絆 Arcane Bond
君は自分の魔法的な力の幾ばくかを、絆の品に入れる。毎日、君が呪文を準備する際、君は絆の品として単一のアイテムを指定することが出来る。これは一般的には呪文発動に関連する品で、たとえばワンド、指輪、スタッフだが、君は自由に武器やその他のアイテムを指定することが出来る。君は「絆の品の吸収」のフリー・アクションを得る。
絆の品の吸収
□
秘術 ウィザード
頻度 1日に1回
条件 君がこの手番に行動を開始していない
君は絆の品に保管された力を消費する。君の手番の間、君は今日、呪文スロットを消費することなく、準備していて既に発動した1つの呪文を発動する能力を得る。君はなおも「呪文の発動」をしなければならず、その呪文の他の条件を満たしていなくてはならない。
秘術の主題 Arcane Thesis
完全に一人前のウィザードになるための研究の間、君は様々な話題の中の1つを独特な魔法研究の主題として生み出した。君は主題研究の話題によって異なる特殊な利益を得る。この秘術の主題は以下の通り、この本に示されている;君の特定の主題はおそらく、「魔法塊の構築の新たな理解に関する呪文補間と呪文想像の手法について」などといった長く、技術的なタイトルを持つだろう。
使い魔強化の調律 Improved Familiar Attunement
君は長らく、ウィザードと使い魔を繋ぐ、よく調律された魔法を長期間に渡って維持しており、ほとんどのウィザードが現在使っている生来の、そして安全な絆に比べて神秘的な繋がりを発展させることが出来る。君はそのような絆を君の使い魔と作り出し、ほとんどのウィザードよりもそこからより多くの有益なものを得る。君はボーナス特技として《使い魔》のウィザード特技を得る。君の使い魔は1つの追加能力を得て、更に君が6レベル、12レベル、そして18レベルに到達する際に更に1つの追加能力を得る。
使い魔と君の絆は、君が所有する品ではなく、使い魔に魔法のエネルギーを貯蔵できるように、秘術の絆のクラス特徴を変更する;君はまた、「絆の品の吸収」ではなく、「使い魔吸収」のフリー・アクションを得る。「使い魔吸収」は君がアイテムの代わりに使い魔から魔法を引き出すということを除けば、君に“絆の品の吸収”を使わせ、同等に機能する能力をいつでも使うことが出来るようにする。
呪文修正実験 Metamagical Experimentation
君は、呪文修正として知られる実践が遠い昔、ウィザード達が、他人が記録して何年間も受け継いできた呪文に頼るのではなく、自分達独自の呪文とバリエーションで作業しなければならなかった時分の遺産であることを悟っている。これによって君は様々な呪文修正効果を実質的に手に入れた。
君は1レベルの呪文修正ウィザード特技をボーナス特技として得る。4レベルの開始時点で、一日の準備の間に君は君のレベルの半分未満のレベル条件を持つ、君の選んだ呪文修正ウィザード特技一つを得て、それを次の一日の準備まで使うことが出来る。
呪文混合 Spell Blending
君は、呪文スロットとは、全ての呪文発動に力を当てる、影に潜むエネルギーの記号であると理論付け、呪文スロットの階級を加工して、もっと強力な呪文に燃料を与えるためにそれらを合成する方法を発見している。
日々の準備をする際、君は同じレベルの2つの呪文スロットを、犠牲にした呪文スロットよりも2レベルまで高いボーナス呪文スロットに引き換えることが出来る。君は可能な限り多くの呪文スロットを引き換えることが出来る。
ボーナス呪文スロットは君が通常、発動可能なレベルでなければならず、それぞれのボーナス呪文スロットは異なる呪文レベルのものでなければならない。君はまた、あらゆる呪文スロットを2つの追加のキャントリップと引き換えることが出来るが、この方法によって一度に追加のキャントリップのために引き換えることが出来る呪文スロットは1つだけである。
呪文交換 Spell Substitution
君は一度呪文を準備したなら、それを次の日々の準備まで変えることが出来ないという事実を受け入れておらず、もともと準備していたものを新しい呪文に交換することが出来るようになる近道をあhっけんしている。
君は準備済み呪文スロット1つを空にして、同じ場所に呪文書から違う呪文を準備するために10分間を費やすことが出来る。もし君がこの交換中に妨害されたなら、もともとの呪文が準備されたまま、発動可能である。君は後で呪文を交換することを再び試みることが出来るが、最初からこの過程を始めなくてはならない。
スタッフの集合体 Staff Nexus
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
君の主題は、研究を始めたばかりの頃からスタッフを熱心に使うことによって、術者とスタッフの間に共生的な絆が生まれ、素晴らしい魔法を生み出すことが出来るというものである。君は自分で作った足跡のスタッフとこういった繋がりを築き、出会ったあらゆるスタッフに更なる力を吹き込む準備をしているのである。
君は、自分で作った足跡のスタッフを持ってプレイを始める。このスタッフには、1つのキャントリップと1つの1レベル呪文を封じ込めることが出来る。これは両方とも君の呪文書から選ばなくてはならないが、一日の準備の間、通常のチャージを得ることはない。君は通常のスタッフに追加のチャージを加える時にそうするように、このスタッフにチャージを与えるために呪文スロットを消費しなくてはならない。君は、新しいスタッフの通常のコストを支払うことによって、この足跡のスタッフをどんな他のタイプのスタッフにでも「製作」することが出来る。そうした時、君は、選んだ2つの呪文を、「製作」したスタッフに追加することが出来る。
8レベル時点で、君はスタッフを準備する際に1つではなく2つの呪文を消費して、消費した呪文のレベルを合算したものに等しいチャージを追加することが出来る。16レベル時点で、君はスタッフにちゃん辞するために3つまでの呪文を消費することが出来て、3つの呪文全てのレベルの合算に等しい追加チャージを加える。
君は好きなどの呪文で呪文書を埋めてもよいが、下記のリストには1レベル・ウィザードの開始時の呪文選択として優秀なものを記載している。これらは、秘術のアカデミーと達人ウィザードが秘術研究に熱心な徒弟に教えるために使っている基本的な呪文書である『秘術魔法の構造と解釈』に記載されている呪文そのものである。
キャントリップ:アシッド・スプラッシュ、ディテクト・マジック、エレクトリック・アーク、ライト、メイジ・ハンド、メッセージ、プレスティジティテイション、レイ・オヴ・フロスト、シールド、リード・オーラ
1レベル呪文:バーニング・ハンズ、カラー・スプレー、グリース、メイジ・アーマー、マジック・ミサイルに加えて君が専門家ウィザードなら君の系統から選んだ呪文一つ
ウィザード特技 Wizard Feats
2レベル時点とその後の偶数レベルごとに、君はウィザードのクラス特技を得る。これらの特技は209ページから始まる。
技能特技 2レベル Skill Feats 2nd
2レベル時点と、その後の2レベルごとに、君は技能特技を得る。技能特技は5章に記載されており、技能の特性を持つ。君は技能特技を選択するために、対応する技能に修得以上でなければならない。
一般特技 3レベル General Feats
3レベル時点と、その後の4レベルごとに、君は一般特技を得る。一般特技は5章に記載されている。
技能増加 3レベル Skill Increases
3レベル時点と、その後の2レベルごとに、君は技能増加を得る。君はこの増加を、未修得である1つの技能の習熟ランクを修得にするためにも、すでに修得である1つの技能の習熟ランクを熟練にするためにも、使うことが出来る。
7レベル時点で、君は技能増加を使って、すでに熟練である技能の習熟ランクを達人にするために使うことが出来るようになる。そして、15レベル時点で、君は技能増加を、すでに達人である技能の習熟ランクを伝説にするために使うことが出来るようになる。
能力アップ 5レベル Ability Boosts
5レベル時点と、その後の5レベルごとに、君は4つの異なる能力値の能力アップを得る。君はこの能力アップを使って、能力値を18より上にすることが出来る。能力アップはその能力値がすでに18以上であるなら1上昇させ、18未満なら2上昇させる。
祖先特技 5レベル Ancestry Feats
開始時の祖先特技に加えて、5レベルとその後の4レベルごとに、君は祖先特技を得る。君が選択可能な祖先特技は2章の祖先の項目に記載されている。
神速の反応 5レベル Lightning Reflexes
君の反応は光の如く早い。反応セーヴへの君の習熟ランクは熟練になる。
熟練の術者 7レベル Expert Spellcaster
裾野の広い秘術の実践は君の能力を発展させている。秘術呪文攻撃ロールと秘術呪文DCへの君の習熟ランクは熟練になる。
魔法の肉体強化 9レベル Magical Fortitude
魔法の力が君の肉体の回復力を発展させている。頑健セーヴへの君の習熟ランクは熟練になる。
鋭敏感覚 11レベル Alertness
経験によって君は周囲の脅威にますます気づくようになり、危険にもっと素早く反応する。君の知覚への習熟ランクは熟練になる。
ウィザード武器の専門知識 11レベル Wizard Weapon Expertise 11th
魔法と訓練の組み合わせを通じて、君はウィザードの武器をより効率的に使う方法を学ぶ。クラブ、クロスボウ、ダガー、ヘヴィ・クロスボウ、スタッフへの君の習熟ランクは熟練になる。
守りのローブ 13レベル Defensive Robes
魔力の流れと君の訓練が組み合わさったことに助けられ、君は攻撃を避けることが出来る。生身への君の習熟ランクは熟練になる。
武器開眼 13レベル Weapon Specialization
君は、よく知っている武器でどのようにしてより大きな傷を与えるかを学んでいる。君は熟練である武器と素手攻撃での攻撃に2点の追加ダメージを与える。このダメージは君が達人なら3点に、伝説なら4点に上昇する。
達人の術者 15レベル Master Spellcaster
君は最高の呪文発動能力を意のままにする。君の秘術呪文攻撃ロールと秘術呪文DCへの習熟ランクは達人になる。
決意 17レベル Resolve 17th
君は決意によって己の精神を鎧う。意志セーヴへの君の習熟ランクは達人になる。君が意志セーヴに成功した時、代わりにクリティカルする。
大魔術士の呪文 19レベル Archwizard’s Spellcraft
君は最も効力ある秘術魔法を意のままにし、本当に信じがたい力を持つ呪文を発動することが出来る。君は1個の10レベル呪文スロットを得て、秘術呪文の発動能力を使ってそのスロットに呪文を準備することが出来る。その他の呪文スロットとは異なり、君はレベルアップしても10レベル呪文をそれ以上得ることはないが、大魔術士の力の特技を通じて、2つ目のスロットを得ることが出来る。君は、呪文スロットを消費せずに呪文を発動する能力や呪文スロットをより多く与える能力をこの呪文スロットに使うことは出来ない。
伝説の術者 19レベル Legendary Spellcaster
君は秘術の理論と実践的な呪文の両方に包括的な理解をした、極みに至った術者である。秘術呪文攻撃ロールと秘術呪文DCへの君の習熟ランクは伝説になる。
秘術系統 Arcane Schools
もし君が、それぞれの系統を等しく研究するのではなく(総合術者がそうするように)秘術系統に専門を持つのなら、君は発動可能なそれぞれの呪文レベルに1つの追加の呪文スロットを得る。君はこれらの追加スロットに、選んだ秘術系統の呪文のみを準備することが出来る。更に、君は選んだ系統の追加キャントリップ1つを得る。君はまた、呪文書に自分の選んだ系統の秘術呪文一つを加える。
君は系統呪文を学ぶ。それは、君の秘術系統の学徒に教えられる特殊な種別の呪文である。系統呪文は集中呪文の一種である。集中呪文を発動するには集中点1つが必要で、君は1集中点の集中蓄積を持って開始する。君は日々の準備の間に集中蓄積を再充填することが出来る。また、君は呪文書の研究か、秘術研究の実行によって、10分間を費やして“再集中”することによって1集中点を回復することが出来る。
集中呪文は自動的に君のレベルの半分切り上げまで増強される。集中呪文は呪文スロットを必要とせず、呪文スロットを使ってそれらを発動することは出来ない。特定の特技を取ることによって、君はもっと多くの集中呪文を得たり、集中蓄積の大きさを増やすことが出来るが、集中蓄積には3集中ポイント以下しか貯めておくことは出来ない。集中呪文についての完全なルールは300ページに記されている。
防御術 Abjuration
防御術士である君は防御の技を体得し、守りを強化し、攻撃を妨げ、魔法そのものを向け直すことすらする。君は1オンスの妨害が1ポンドの回復に値することを理解している。君は1レベルの防御術呪文(フェザー・フォールのような)1つを、君の呪文書に加える。君は守りの壁の系統呪文を学ぶ(407ページ)。
召喚術 Conjuration
召喚術士である君は、彼方の場所からクリーチャーや物体を召喚し、遠くの場所へと転送するために魔法を使う。君は勝利への本物の鍵は数の有利だと理解している。君は、1レベルの召喚術呪文(サモン・アニマルのような)1つを、君の呪文書に加える。君は招来強化の系統呪文を学ぶ(406ページ)。
占術 Divination
占術士である君は探索、調査、戦闘の戦略を変更しうる情報を学び、千里眼と先見を体得している。君は、知識が力であると理解している。君は、1レベルの占術呪文(トゥルー・ストライクのような)1つを、君の呪文書に加える。君は占術の先見の系統呪文を学ぶ(406ページ)。
心術 Enchantment
心術士である君は、他人の心を操作するために魔法を使う。君は密かに他人に影響を与え、他人を制御するために能力を使うかもしれない。君は精神が物質を凌駕することを理解している。君は、1レベルの心術呪文(チャームのような)1つを、君の呪文書に加える。君は魅惑の言葉の系統呪文を学ぶ(406ページ)。
力術 Evocation
力術士である君は、未加工の魔法の力を楽しみ、それを用いて簡単に創造と破壊を行う。君は四元素、力場、エネルギーを、君の敵を破壊するか、他の方法で君を助けるために呼び出す。君は最も直接的なアプローチこそが最も優雅であると理解している。君は、1レベルの力術呪文(ショッキング・グラスプのような)1つを、君の呪文書に加える。君は力場の矢の系統呪文を学ぶ(406ページ)。
幻術 Illusion
幻術士である君は、敵と戦うために画像、虚構、幻影を作り出すための魔法を使う。君は知覚したことが真実になると理解している。君は、1レベルの力術呪文(イリュージョリー・オブジェクトのような)1つを、君の呪文書に加える。君は地形歪曲の系統呪文を学ぶ(407ページ)。
死霊術 Necromancy
死霊術士である君は生と死の力を呼び出す。君の系統はしばしばアンデッドの蘇生との関わりについて中傷を受けるが、君は、命の制御とはまた、治癒の制御でもあることを理解している。君は、1レベルの死霊術呪文(グリム・テンドリスのような)1つを、君の呪文書に加える。君は墓地の呼び声の系統呪文を学ぶ(406ページ)。
変成術 Transmutation
変成術士である君は、クリーチャー、物体、自然界、そして君自身すらも己の気まぐれによって変化させ、ものの物理的な性質を変更する。君は、変化は避けられないということを理解している。君は、1レベルの変成術呪文(マジック・ウェポンのような)1つを、君の呪文書に加える。君は肉体強化の系統呪文を学ぶ(407ページ)。
総合術士ウィザード Universalist Wizards
一つの秘術系統に狭く特化するのではなく、君は総合術士ウイザードになることが出来る―全ての系統を等しく研究することによって、君は秘術の技の全範囲を理解するために専念するのである。君が発動出来るそれぞれのレベルについて、君はそのレベルの呪文を思い出すために1日に1回、“絆の品の吸収”を使うことが出来る(合計で1日に1回ではなく)。君は追加のウィザード・クラス特技1つを得て、呪文書に君の選んだ1レベル呪文を加える。
君は多くのウィザードの能力で以下の重要用語を目にすることになるだろう。
呪文修正Metamagic:呪文修正の特性を持つアクションは呪文の属性を変更する。これらのアクションは大抵の場合、呪文修正特技によるものである。君は変更したい“呪文の発動”の直前に呪文修正アクションを使わなくてはならない。もし、君が直後に“呪文の発動”以外のアクション(フリー・アクションとリアクションを含む)を使ったなら、君はその呪文修正アクションの利益を無駄にする。呪文修正アクションによって加えられた追加効果は呪文の効果の一部であって、呪文修正アクションそのものの効果ではない。
ウィザード特技 Wizard Feats
ウィザード特技を得るレベルごとに、君は下記の特技から1つを選ぶことが出来る。君は特技を取る前に全ての前提条件を満たしていなくてはならない。
1レベル
呪文無効化 1レベル COUNTERSPELL
〆
防御術 秘術 ウィザード
トリガー クリーチャーが、君の準備している呪文を「呪文の発動」した
敵が「呪文の発動」をして、君がそれに伴う発現事象を目視することが出来るなら、君は自分の魔法を使ってそれを妨害することが出来る。君はその呪文と同一の準備済み呪文を費やすことによって、トリガーとなったクリーチャーの発動を無効化することが出来る。君はトリガーとなった呪文を発動したかのように、自分の呪文スロットを失う。それから、君はトリガーとなった呪文の無効化(458ページ)を試みる。
物質要素省略 1レベル ESCHEW MATERIALS
ウィザード
君は特定の素材の秘術のエッセンスを複製するために、賢い緊急措置を使うことが出来る。物質要素を必要とする「呪文の発動」をする際、君は空中に代替となる入り組んだ印を描くことによって、呪文構成要素ポーチなしでこれらの物質要素を与えることが出来る。動作要素を与える際とは異なり、君はなおも、片手を完全に自由にしておかなければならない。これによって呪文のコストの項目に記載された素材が必要でなくなることはない。
使い魔 1レベル FAMILIAR
ウィザード
君は自分に仕え、呪文発動を助けてくれるクリーチャーと絆を結んでいる。君は使い魔(217ページ)を得る。
徒弟の手 1レベル HAND OF THE APPRENTICE
ウィザード
前提条件 総合術士ウィザード
君は魔法の力で君の敵に武器を投げつけることが出来る。君は徒弟の手の総合術士呪文を得る。総合術士呪文は系統呪文とほとんど同じように、集中呪文の一種である。君は1集中点の集中蓄積で開始する。集中呪文のさらなる情報については207ページの秘術系統を参照すること。
呪文射程伸長化 1レベル REACH SPELL
>
精神集中 呪文修正 ウィザード
君は自分の呪文の距離を延長することが出来る。もし君が次に使うアクションが距離のある「呪文の発動」なら、その呪文の距離は30フィート伸びる。呪文距離の増加について標準的なことであるが、もしその呪文が通常、接触の距離を持つなら、その距離は30フィートになる。
呪文効果範囲拡大 1レベル WIDEN SPELL
>
操作 呪文修正 ウィザード
君は自分の呪文のエネルギーを操作し、より広い範囲に呪文を広げて影響を及ぼす。もし、君が使う次のアクションが、爆発、円錐、あるいは直線の範囲を持ち、持続時間を持たない「呪文の発動」であるなら、その呪文の範囲を増加させる。通常、最低でも10フィート爆発の半径を持つ爆発の半径を5フィート増加させる(それよりも小さな半径の爆発は影響を受けない)。通常15フィート以下の範囲を持つ円錐あるいは直線は5フィート増加させ、もっと大きな円錐あるいは直線は10フィート増加させること。
呪文書の天才 1レベル Spellbook Prodigy Feat 1
ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
前提条件 〈神秘学〉に修得
君は特に、呪文書に追加するために呪文を学ぶことに熟達している。君は通常の半分の時間で「呪文の学習」をすることが出来る。更に、君が「呪文の学習」の判定にファンブルをロールした際、代わりに失敗する。君が失敗をロールしたなら、1週間後に再度、挑戦することが出来る。
2レベル
キャントリップ拡張 2レベル CANTRIP EXPANSION
ウィザード
研究への専念によって君は単純な呪文を幅広く準備することが出来る。君は毎日、2つの追加のキャントリップを準備することが出来る。
呪文隠匿化 2レベル CONCEAL SPELL
>
精神集中 操作 呪文修正 ウィザード
動作と詠唱をそのほかの発声と動きの中に潜ませることによって、君は自分が“呪文の発動”をしているという事実を隠そうとする。もし、君が次に使うアクションが「呪文の発動」なら、1人以上の観察者の知覚DCに対して〈隠密〉判定を試みる;もし、その呪文に音声要素があるなら、君は観察者の知覚DCに対して〈欺瞞〉判定をも試みなくてはならない。もし君が観察者のDCに対する判定に成功したのなら、観察者は君が呪文の発動をすることに気づかない。なお、物質、動作、そして音声要素は通常、気付かれる可能性があり、かつ、呪文は通常、感覚に訴えるような発現事象を伴い、呪文発動は近隣に明らかである。
この能力は呪文の呪文発動アクションと発現事象のみを隠し、その効果を隠すことはしないため、観察者は君から光線が放たれるところや、君が薄い大気に消えていくのを目撃するかもしれない。
上級使い魔 2レベル ENHANCED FAMILIAR
ウィザード
前提条件 使い魔
君は追加の魔法エネルギーを使い魔に注入する。君は毎日、2つではなく、4つの使い魔あるいは主人能力を選ぶことが出来る。
エネルギー浸食 2レベル Energy Ablation Feat 2
呪文修正 ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
君がエネルギー呪文を発動した際、守護障壁としてそのエネルギーの幾分かを保持する。もし、君の次のアクションがエネルギーダメージを与える「呪文の発動」であるなら、ダメージを与えることに成功したかどうかに関わらず、君は呪文レベルに等しい(最低値1)、そのエネルギー種別への抵抗を、君の次の手番の終了時まで得る。もしこの呪文が2つ以上のエネルギーダメージを与えるなら、1つを選んでその種別への抵抗を得る。
呪文非致傷化 2レベル Nonlethal Spell Feat 2
操作 呪文修正 ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
君は攻撃的な呪文の命取り加減を和らげることが出来る。もし、君の次のアクションがダメージを与え、即死や負のエネルギーの特性を持たない「呪文の発動」であるなら、その呪文は非致傷の特性を得る。
4レベル
武器への魔力付与 4レベル BESPELL WEAPON
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ウィザード
頻度 1手番に1回
条件 君の直近のアクションがキャントリップでない呪文の発動であった
君は発動した最後の呪文の残響のエネルギーを、君が使っている武器一つに汲み上げる。君の手番の終了時まで、武器は君が発動したばかりの呪文系統によって異なるダメージ種別の1d6追加ダメージを与える。
・召喚術か変成術 武器と同じ種別
・占術、心術、幻術 精神ダメージ
・力術 その呪文が与える種別、あるいはその呪文がダメージを与えないなら力場ダメージ
・死霊術 負のエネルギーダメージ
絆の集中 4レベル LINKED FOCUS
ウィザード
前提条件 秘術の絆、秘術系統
頻度 1日に1回
君は系統呪文に力を与えてくれるエネルギーの井戸と絆のアイテムを繋げている。君が秘術系統の呪文を発動するための「絆のアイテム吸収」を使う際、君はまた、1集中点を回復する。
呪文音声省略化 4レベル SILENT SPELL
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精神集中 呪文修正 ウィザード
前提条件 呪文隠匿化
君は、呪文を発動するのに通常必要な、力ある言葉を発話することなく、多くの呪文を発動する方法を学んでいる。もし君が次に使うアクションが、音声要素を持ち、かつ、少なくとも1つの他の構成要素を持つ“呪文の発動”であるあら、君は音声要素を取り除くことが出来る。これによって呪文は静かになり、音を出すことの出来ない範囲でもその呪文を発動出来るようになる。しかし、呪文はなお、視覚的な発現事象を伴うため、これによって呪文が、発動を見ている人間にとっていささかも分かりづらくなることはない。「呪文音声省略化」を使う際、君は「呪文隠匿化」の利益を得ることを選ぶことが出来る。そして、その呪文は音声要素を持たないため、君は〈欺瞞〉判定を試みる必要はない。
絆のアイテム招請 4レベル Call Bonded Item Feat 4
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精神集中 召喚術 テレポーテーション ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
前提条件 秘術の絆
君は絆のアイテムと神秘的な繋がりを持っており、手の中にそれを呼び出すことが出来る。もし、君の絆のアイテムが1バルク以下なら、1マイルまでの距離について、君は絆のアイテムを手の中にテレポートさせることが出来る。
6レベル
貫く呪文 6レベル SPELL PENETRATION
ウィザード
君は竜や異世界の存在、そして特定のそのほかの強力なクリーチャーが持つ生来の魔法への抵抗を克服する方法を研究している。魔法に対するセーヴィング・スローにステータス・ボーナスを持つあらゆるクリーチャーは、君の呪文に対してステータス・ボーナスを1減少させる。
着実な呪文発動 6レベル STEADY SPELLCASTING
ウィザード
技術に自信のある君は、簡単には呪文を失わない。もし、リアクションが君の呪文発動アクションを妨害するのなら、DC15の平目判定を試みる。成功したなら、君のアクションは妨害されない。
信憑性ある幻術 6レベル Convincing Illusion Feat 6
〆
幻術 ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
前提条件 〈欺瞞〉に熟練
条件 君が観察者と幻術の30フィート以内にいる
トリガー クリーチャーが、君が発動した呪文による幻術を見破るための知覚判定か意志セーヴに成功したが、クリティカルはしていない
君は幻術をもっとリアルに見せるために欺瞞の技能を使う。対象の知覚DCに対して〈欺瞞〉判定を行う。成功したなら、対象は幻術を見破ることに失敗する。
スロット分割 特技6 Split Slot Feat 6
ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
君は1つのスロットに2つの呪文を準備することが出来て、発動する際に呪文を選ぶ自由がある。一日の準備をする際に、自分が発動することが出来る最高レベルの呪文より少なくとも1レベル低い呪文スロットを1つ選び、そのスリットに2つの呪文を準備することが出来る。そのスロットから呪文を発動する際に、どちらの呪文を発動するか選ぶことが出来る。選んだ後、使われていない呪文は準備していなかったかのように消滅する――例えば、「絆のアイテム吸収」で使うことは出来なくなる。
上級系統呪文 8レベル ADVANCED SCHOOL SPELL
ウィザード
前提条件 秘術系統
君は秘術系統によって異なる、強力な新しい系統呪文を手に入れる。もし君が防御術士なら、君はエネルギー吸収を得る;もし君が召喚術士なら、次元渡りを得る;もし君が占術士なら、警戒のまなざしを得る;もし君が心術士なら恐怖のオーラを得る;もし君が力術士なら、元素の嵐を得る;もし君が幻術士なら、不可視の外套を得る。もし君が死霊術士なら、生命吸収を得る;もし君が変成術士なら、形態変化を得る。これらの呪文の説明は406-407ページにある。君の集中蓄積の集中点を1点増やす。
絆の保存 8レベル BOND CONSERVATION
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操作 呪文修正 ウィザード
前提条件 秘術の絆
条件 君が使った最後のアクションが「絆のアイテムの吸収」である
吸収するときに絆のアイテムに保管された秘術エネルギーを慎重に操作することによって、君は僅かに弱い、別の呪文を発動するのに十分な力を取り置くことが出来る。もし、君の次のアクションが「絆のアイテムの吸収」のエネルギーを使った「呪文の発動」であるなら、君は追加の「絆のアイテムの吸収」の使用回数を得る。君はこの追加の「絆のアイテムの吸収」を次の手番の終了前に使わなければ失ってしまう。また、君はこの追加の使用回数を、最初に「絆のアイテムの吸収」で発動した呪文よりも2レベル以上低い呪文の発動にのみ使うことが出来る。
総合術の多様性 8レベル UNIVERSAL VERSATILITY
ウィザード
前提条件 総合術士ウィザード、徒弟の手
君は魔法のあらゆる系統の基礎的な能力を使うことが出来る。一日の準備の間、1レベルの専門家ウィザードが得る八つの系統呪文の一つを選ぶ。君は次の一日の準備まで、その系統呪文を使うことが出来る。君が「再集中」する際、君はこれらの八つの系統呪文から異なる系統呪文を選び、前の系統呪文と入れ替えることが出来る。君の集中蓄積の集中点を1点増やす。
形態記憶 8レベル Form Retention Feat 8
ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 142
君は精神と肉体を訓練しており、適切な準備をしていれば長期間のポリモーフ魔法に耐えられる。1分間持続し、戦闘形態を与えるポリモーフ呪文を準備している際、君は通常よりも2レベル高い呪文スロットに準備することが出来る。これによって、通常の呪文増強の利益を得ることはないが、この呪文は10分間まで持続する。例えば、もし君がアニマル・フォームが《形態記憶》で4レベル呪文スロットに準備しているなら、2レベルのアニマル・フォームを10分間の持続時間で発動することになる。もし、その呪文が「解除」することが出来るなら、それは変更されない。
10レベル
圧倒的エネルギー 10レベル OVERWHELMING ENERGY
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操作 呪文修正 ソーサラー
君は抵抗を克服するために呪文を変更する。もし、君が次に使うアクションが「呪文の発動」であるなら、その呪文は君のレベルに等しい量だけ、強酸、氷雪、電撃、火炎、音波への対象の抵抗を無視する。これはウォール・オヴ・ファイアの壁など、継続ダメージ及びその呪文の持続効果からもたらされるダメージを含め、その呪文が耐える全てのダメージに適用される。クリーチャーの耐性は影響を受けない。
呪文発動高速化 10レベル QUICKENED CASTING
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精神集中 呪文修正 ウィザード
頻度 1日に1回
精神的に非常な労力を要する過程において、君は呪文の発動をもっと素早くするように修正する。もし君の次のアクションが、ソーサラー・キャントリップか、君が発動可能な最高のソーサラー呪文より少なくとも2レベル低いレベルの呪文の発動であるなら、その発動に必要なアクション数を1、減らす(最低1アクション)。
巻物の識者 10レベル SCROLL SAVANT
ウィザード
前提条件 〈製作〉に熟練
一日の準備の間、君は自分の呪文書にある秘術呪文の書かれた一時的な巻物を2枚、作ることが出来る。これらの巻物は通常の巻物のルールに従う(564ページ)が、追加の制限がある。それぞれの巻物は異なる呪文レベルでなければならず、君の最高レベルの呪文よりも2レベル以上低くなければならない。君がこの方法で作り出したあらゆる巻物は、次に君が一日の準備をする時、魔法のものではなくなる。一時的な巻物には価値がない。
もし、君の秘術呪文DCへの習熟ランクが達人であるなら、君は一日の準備の間に3つの一時的な巻物を作ることが出来る。もし、君の秘術呪文DCへの習熟ランクが伝説であるなら、君は一日の準備の間に4つの一時的な巻物を作ることが出来る。
12レベル
賢明なる呪文無効化 12レベル CLEVER COUNTERSPELL
ウィザード
前提条件 呪文無効化、呪文識別高速化
君は、より幅広い相手の魔法を「呪文無効化」するために自分の準備済み呪文を創造的に使う。同じ呪文を準備していた場合にのみ、敵の呪文を「呪文無効化」することが出来るのではなく、君は呪文書に敵が発動している呪文がある限り、「呪文無効化」を使うことが出来る。君がこの方法で「呪文無効化」する際、君が消費する準備好き呪文は、トリガーとなった呪文と、体系以外に一つの同じ特性を持っていなくてはならない。GMの裁量によって、君は代わりに反対の特性あるいは論理的にトリガーとなった呪文を無効化するような特性を持つ呪文を使うことが出来る(ファイアボールを無効化するために氷雪や水の呪文を使うことや、恐怖呪文を無効化するためにリムーヴ・フィアーを使うなど)。君が消費した呪文に関わらず、君は無効化判定にー2のペナルティを受けるが、GMは、もし消費された呪文が特に適切であるなら、このペナルティをなくすことが出来る。
魔術感知 12レベル MAGIC SENSE
秘術 探知 占術 ウィザード
君は文字通りに魔法についての第六感を持っている。君は、常に1レベルのディテクト・マジック呪文を使っているかのように、魔法のオーラの存在を感知することが出来る。これは君の見える範囲の魔法のみを探知する。君が「捜す」際、君はものを見る上で、3レベルのディテクト・マジックの利益を得る(通常の“捜す”の利益に加えて)。君は手番の開始時と終了時に、フリー・アクションでこの感覚をオンオフすることが出来る。
占術師の感覚 12レベル Diviner Sense Feat 12
占術 幸運 ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 143
君は魔法的な危険を察知する。「魔法探知」の探索連続行動を使っている際、少なくとも1体の敵が魔法の効果か魔法のアイテムを持っていて、ディテクト・マジックの距離内にいる限り、君はイニシアチブを2度ロールして、良い方の結果を使う。
エネルギー弱点化 12レベル Forcible Energy Feat 12
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操作 呪文修正 ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 143
君は、呪文を受けた後も敵がそのエネルギーに対して脆弱性を持つような、複雑な操作をする。もし、君の次のアクションが強酸、電撃、火炎、音波ダメージを与える「呪文の発動」であるなら、ダメージを受けた1対の対象を選び、弱点5点を負わせる。もし、ある呪文が複数のエネルギーダメージの種別を与えるなら、対象の弱点とする種別1つを選ぶ。これは、君が選んだエネルギー種別への抵抗や完全耐性を持つクリーチャーには何の効果も無い。
14レベル
絆の集中 14レベル BONDED FOCUS
ウィザード
前提条件 秘術の絆
君の絆のアイテムへの繋がりは集中蓄積を増加させる。もし、君が最後に「再集中」してから少なくとも2集中点を消費しており、君の絆のアイテムを君が所有しているのなら、「再集中」した際、1点ではなく2点の集中点を回復する。
呪文反射 14レベル REFLECT SPELL
ウィザード
前提条件 呪文無効化
対象となるクリーチャーや範囲に影響を与える呪文を無効化するための「呪文無効化」を使うのに成功した際、君はその呪文の効果を術者に反射することが出来る。反射された際、その呪文がたとえ範囲呪文や通常は2体以上のクリーチャーに影響する呪文であったとしても、もともとの術者のみに影響を与える。もともとの術者は通常通り、反射された呪文にセーヴやその他の防御を使うことが出来る。
優秀なる絆 14レベル SUPERIOR BOND
ウィザード
前提条件 秘術の絆
君が絆のアイテムから力を引き出す時、後で使うために僅かなエネルギーを残すことが出来る。君は1日に1回、追加で「絆のアイテムの吸収」を使うことが出来るが、最高レベルより2レベル以上低い呪文の発動のためにしか使うことが出来ない。
呪文移動 14レベル Shift Spell Feat 14
この特技は Fists of the Ruby Phoenix Adventure Path 掲載のもので、ネタバレを含むかもしれない
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アンコモン ウィザード
Source Pathfinder #167: Ready? Fight! pg. 75
入手手段 マガンビヤの一員であること
条件 君が範囲に影響を与える起動中の呪文を持ち、その呪文の距離内にいること
君はその呪文の範囲を、120フィート以内の新しい場所に移動させる。この呪文の残っている持続時間は半分になる。この呪文は、かつての範囲にはもはや影響を与えない。
16レベル
軽やかな集中 16レベル EFFORTLESS CONCENTRATION
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ウィザード
トリガー 君の手番が開始する
君は一瞬の思考もなしに呪文を維持する。君は即座に“呪文の維持”の効果を得る。これによって君は自分の1つの効力を発揮しているソーサラー呪文の持続時間を延長する。
呪文改変 16レベル SPELL TINKER
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精神集中 ウィザード
君は自分自身に呪文を発動する際、選択を変更することを学んだ。効果に選択肢のある呪文(レジスト・エナジー、スペル・イミュニティ、いくつかの携帯があるポリモーフ呪文など)を自分自身に発動した後、君は“呪文の発動”をした際に行った選択肢を変更することが出来る(例えば、君はレジスト・エナジーの別のダメージ種別を選ぶ)。しかしながら、呪文の改変はその呪文の完全さを弱め、残っている持続時間を半分にする。
君は、もしその呪文の利益が既に使い果たされているか、もし最初の選択の効果が、切り替えた後に何らかの方法で残るか、特技が基本の呪文に提供されたものより強力な効果を作り出してしまうのなら、この特技を使うことが出来ない(例えば、もし選択肢の一つが、すでに使ってしまった消耗品アイテムを作ることや、君を癒すことであるという場合)。GMは、「呪文改変」することの出来る呪文を最終的に裁定する。
18レベル
無限の可能性 18レベル INFINITE POSSIBILITIES
ウィザード
君は一度に、多くの異なった可能性として精神に存在する呪文スロットを準備する方法を学んだ。一日の準備の間に一度だけ、君は呪文を準備するのではなく、無限の可能性を持つために呪文スロットを使うことが出来る。君はこの呪文スロットを、君が指定するスロットよりも2レベル以上低い、君の呪文書に存在するいかなる呪文を発動するためにも使うことが出来る;この呪文はあらゆる面において、2レベル低い呪文として機能する。君は発動するまで、いかなる特定の呪文もそのスロットに持たない。
呪文再準備 18レベル REPREPARE SPELL
ウィザード
君は何度も何度も呪文スロットを再利用する方法を発見した。君は、呪文スロットを再度得て、今日既に発動した一つの呪文を準備するために、10分を費やすことが出来る。字その呪文は4レベル以下でなければならず、持続時間を持っていてはならない。君は、たとえ既に同じ日にその呪文を再準備していたとしても、この方法で呪文を再準備することが出来る。もし君が呪文交換の秘術の主題を持っているのなら、新しい呪文が持続時間を持たないという条件を満たす限り、君は代わりに、消費したスロットに、異なる呪文を準備することが出来る。そのスロットにひとたび呪文を再準備したなら、君がその呪文スロットに、秘術の主題を利用して呪文を交換するには、その呪文は持続時間を持っていてはならない。
2度目の偶機 18レベル Second Chance Spell Feat 18
心術 ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 143
君の対象が魔法の欺瞞に抵抗しようとする際、君は他人に再度の挑戦をさせることが出来る。君が、1体のクリーチャーを対象とする心術呪文を発動しようとしており、クリーチャーがその意志セーヴにクリティカルしたのなら、君は追加の呪文スロットを消費することなく、次の手番の終了時までに、別のクリーチャーにその「呪文の発動」を再度行う。2回目の発動は、その呪文スロットから「呪文を発動」することによって通常得られるであろう利益を与えない。
20レベル
大魔術士の力 20レベル ARCHWIZARD’S MIGHT
ウィザード
前提条件 大魔術師の呪文
君は秘術魔法の大いなる秘密を体得している。君は追加の10レベル呪文スロット一つを得る。
呪文修正体得 20レベル METAMAGIC MASTERY
ウィザード
呪文の変更をするのに、通常通りの発動以上の時間がかかることはない。君はフリーアクションとして呪文修正の一回のアクションを使うことが出来る。
呪文連携 20レベル SPELL COMBINATION
ウィザード
君は呪文を混ぜ合わせ、一回の発動で複数の効果を生み出す。2レベルと1レベルを除く、君が発動できるそれぞれの呪文レベルごとに1スロットが、呪文連携スロットになる(これはキャントリップには適用されない)。呪文を準備する際、君は2つの呪文の連携バージョンで呪文連携スロットを埋めることが出来る。連携するそれぞれの呪文は、その呪文レベルよりも2レベル以上低いレベルでなければならず、両方ともが1体のクリーチャーあるいは1つの物体を対象とするか、1体のクリーチャーあるいは1つの物体のみを対象とすることが可能でなければならない。連携するそれぞれの呪文はまた、効果を現すかどうかを決定する方法が同じでなければならないーーつまり、両方の呪文がともに、遠隔呪文攻撃ロールを必要とするか、同じ種別のセーヴィング・スローを要求するか、自動的に対象に影響を与えるということである。
君が連携呪文を発動する際、それはたとえ構成要素となった呪文が通常は2体以上に影響を与えることが出来るとしても、1体の対象だけに影響する。もし、連携している呪文にさらなる制限(生きたクリーチャーのみを対象とするなど)があるなら、君は全ての制限を守らなくてはならない。連携呪文の距離は最も短いものを使う。一つの呪文であるかのように連携呪文を解決するが、構成要素となった呪文両方の効果を適用すること。例えば、もしその呪文の対象が連携呪文に対するセーヴに成功したなら、それぞれの呪文の成功の効果を適用し、もしファンブルしたなら、両方の呪文のファンブル効果を適用する。
蘇る呪文 20レベル Reclaim Spell Feat 20
この特技は Extinction Curse Adventure Path 掲載のもので、ネタバレを含むかもしれない
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アンコモン ウィザード
Source Pathfinder #156: The Apocalypse Prophet pg. 72
前提条件 《呪文再準備》
君は魔法の反射を操る方法を学ぶ。それは、共鳴の反射を操作する方法と似ている。君は進行中の呪文の魔力を回収し、それを使って、持続時間のある呪文1つを再準備する。君は、その日に発動した呪文スロットにあった4レベル以下の呪文で、かつ、少なくとも半分の持続時間が残っているものを「解除」しする。たとえその呪文が本来は「解除」出来ないものであったとしても解除する。君はその呪文スロットに、「呪文再準備」と同じように、10分間を費やして呪文を再準備する。
呪文体得 20レベル Spell Mastery Feat 20
ウィザード
Source Advanced Player’s Guide pg. 143, Pathfinder #150: Broken Promises pg. 76
君は幾つかの呪文を、事前に準備することなく発動することが出来る程度に体得している。君が発動することが出来る9レベル以下の呪文を4つ、選ぶこと。それぞれの呪文は異なるレベルでなければならない。これらの呪文は一日の準備の際に自動的に準備され、それぞれの呪文スロットを持っている。1週間を費やして余暇に再訓練をすることで、君の体得呪文を別の呪文にすることが出来る。
世界球の重力 20レベル Worldsphere Gravity Feat 20
この特技は Fists of the Ruby Phoenix Adventure Path 掲載のもので、ネタバレを含むかもしれない
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アンコモン 呪文修正 ウィザード
Source Pathfinder #168: King of the Mountain pg. 77
頻度 1時間に1回
デミプレーンの作成は通常、儀式呪文の発動時間が必要だが、君はシンダラの傑作を真似て小さな次元界の効果を確立する方法を知っている。君の次のアクションが、少なくとも5レベルの呪文の発動であり、それが範囲に影響を与えるものである場合、君はイカの次元界の効果の1つを、呪文の範囲内の中心から20フィート爆発に適用することが出来る。この効果は1分間、持続する。
重力増幅 重力の影響が増幅され、非常に移動困難な地形を作り出す。この範囲を通り過ぎる飛行クリーチャーは君の呪文DCに対する反応セーヴに成功しなければ地面に落ち、落下した距離の半分に等しい殴打ダメージを受ける。
時の潮流 不規則な時間流がこの空間では君の助けになる。この爆発内で手番を開始したクリーチャーはその手番、ヘイストの影響を受ける
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