言語
君の祖先の項目には、1レベルで君が知っている言語が書かれている。通常、これは君がこれらの言語を話し、読むことが出来ることを意味する。正の【知力】修正値を持っていれば、君の【知力】修正値に等しい数の追加の言語を得る。君はこれらの言語を、キャラクターの祖先の項目と、君の地域や民俗に入手可能なものから選ぶことが出来る。
もし、君がリストに記載されていない言語を選びたいのであれば、GMに聞いてみること。もし君の【知力】がその後、変化したのなら、それに従って言語の数を調整すること。
ここに提示されている言語は内海地域全体でどの程度一般的であるかに応じてグループ化されている。
コモンの言語は、ネイティヴ・スピーカーでない者の間でも、殆どの場所で定期的に見られる。
アンコモンの言語(表2-2と地域の言語を参照)はネイティヴ・スピーカーによって最も頻繁に話されているが、特定の学者や関連する文化に興味を持つ他の者も話す。
ドルイド語は秘密の言語で、ドルイドの者にしか話せない。事実、ドルイドはドルイドでない者にこの言語を教えることを禁じられている(130ページの禁忌に詳述されている)。
君のキャラクターは、冒険の経歴において後で言語を学ぶことが出来る。例えば、【マルチリンガル】の特技を選べば、キャラクターは表2-1:コモン言語と表2-2:アンコモン言語に記載された2つの新しい言語を学ぶことが出来る。その他の能力や効果も、その記述に書かれている通り、コモンやアンコモンの言語を話すことが出来るようにするかもしれない。
言語 | 話し手 |
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共通語 | 人間、ドワーフ、エルフ、ハーフリング、そしてその他の一般的な祖先 |
竜語 | 竜、爬虫類の人型生物 |
ドワーフ語 | ドワーフ |
エルフ語 | エルフ、ハーフエルフ |
ノーム語 | ノーム |
ゴブリン語 | ゴブリン、ホブゴブリン、バグベア |
ハーフリング | ハーフリング語 |
ヨトゥン語 | 巨人、オーガ、トロール、エティン、サイクロプス |
オーク語 | オーク、ハーフオーク |
森語 | フェイ、セントール、植物クリーチャー |
地下共通語 | ドラウ、デゥエルガル、シュルガト |
言語 | 話し手 |
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奈落語 | デーモン |
アクロ語 | デロス、悪のフェイ、異世界のモンスター |
水界語 | 水棲クリーチャー、水のエレメンタル |
風界語 | 風のエレメンタル、飛行するクリーチャー |
天上語 | エンジェル |
ノール語 | ノール |
火界語 | 火のエレメンタル |
地獄語 | デヴィル |
ネクリル語 | グール、知性在るアンデッド |
影語 | ニダル人、影界のクリーチャー |
地界語 | 地のエレメンタル |
言語 | 話し手 |
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ドルイド語 | ドルイド |
地域の言語
地域の言語は、君がプレイしているゲーム世界に依存する。8章:失われし神託の時代には、パスファインダー世界の地域の言語と、そこで話されている言語(432ページ)が記されている。これらの言語はアンコモンである。
ほとんどのキャラクターは共通語を話す。これは、キャンペーンが起こる地域で最も幅広く使われている言語である。例えば、ゴラリオンの内海地域では、共通語はタルドール語である。共通語を話せるキャラクターは、別の共通語を持つどこかへ旅する時、言語の壁にぶつかるだろう。
手話と読唇術
ほとんどのキャラクターの言語の項目には、口に出して交流するのに使う言語が記載されている。しかしながら、君はある言語の手話や、読唇術を知っているかもしれない。君はこれらを、【手話】と【読唇術】の技能特技を学ぶことが出来る。もし君が聴覚喪失、聴覚に問題がある、あるいは話すことが出来ないキャラクターを作成しているとしたら、手話や読唇術を知っていることが理にかなっているかどうか、GMと話をすること。もしそうなら、君のGMは無料で(たとえ前提条件を満たしていないとしても)キャラクターコンセプトを表現するために、これらの特技の1つを選ぶことを許可するかもしれない。
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