Bestiary

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パスファインダー・ベスティアリにようこそ! このクリーチャーの書物の中に、君は高慢なセレスチャルや貪欲なフィーンド、凶暴な動物に奇妙な動く植物、関わることになる新しい人々や狩るべき恐ろしい怪物を見いだすことになるだろう。この本には数百ものクリーチャーが詳述されているが、それは、パスファインダーの世界を賑やかにしている無数の興味深いクリーチャーの一部でしかない。

この本を使うには、君はパスファインダーのコア・ルールブックが必要だ。この本には、このゲームのルールが書かれており、それぞれのクリーチャーのルールや、この世界でそれらが住む場所についての更なる理解を助けてくれる。両方の本を使うことによって、君は大きな冒険のストーリーを作り、恐るべき敵や味方かもしれない者、友好的な案内役でストーリーを賑やかにするゲーム・マスター(GM)になることが出来る。

この本の多くの項目には、あるクリーチャーや関連あるクリーチャーのグループについて、そのステータス、ゲーム内世界での居場所、そしてその振る舞いや社会についての詳細が示されている。

この導入では、君はゲーム内でこれらのクリーチャーをどのようにプレイするべきかについて、ステータスの読み方と使い方、プレイヤー・キャラクターとの関わり方のロールプレイについての助言、そして君の設定に合わせてクリーチャーのステータスを調整するための指針などを含んだ助言を見いだすだろう。

最後に、この本の後ろにある付録には頻繁に利用されるモンスターの能力、クリーチャーの特性、新しい儀式、アンコモンの言語、そして種別とレベル別の怪物のリストが記載されている。

クリーチャーをプレイする Playing Creatures

プレイヤー達がキャラクターの描写をする一方で、ゲーム・マスターである君は他の全てのプレイを行う。この項目にはこの本のクリーチャーを使うための基本事項が記載されている。ここではクリーチャーのステータスの読解と理解の過程を提示する。これによって、戦闘の内外でそのクリーチャーを脅威としても、味方としても提示することが出来るようになるだろう。また、君のゲーム世界におけるクリーチャーの更なる深淵を提供する手助けをするため、クリーチャーをロールプレイする際の一般的な助言を示す。

クリーチャーのステータスの読み方 Reading Creature Statistics

それぞれのクリーチャーのルールがステータス・ブロックに記載されており、それらは特技、呪文、魔法のアイテムの構造と似ている。しかしながら、クリーチャー達はゲーム要素よりも多くの能力を持っているため、それらのステータスにはより多くの、特殊な形式を持つ項が含まれる。

クリーチャーの特性の行の先頭に、時折、レアリティが記載されていることがある;もしそのクリーチャーのレアリティがコモンであるなら、レアリティは記載されていない。次の項目はその属性で、1文字あるいは2文字の省略形で記載されている(秩序にして善はLG、中立はN、混沌にして悪はCNといったように);これらの省略形は345ページに包括的に記されている。次に、クリーチャーのサイズである(超小型、小型、、大型、超大型、巨大)。それから他の特性が記されている。この本に見受けられる特性は、パスファインダー・コア・ルールブックのものも含めて、344ページのクリーチャーの特性に記載されている。クリーチャーが使うことの出来るアクションや連続行動の隣には、幾つのアクションが必要なのかを記した適切なアイコンが能力名の隣に書かれている。クリーチャーは常にステータス・ブロックに記載されている能力に必要な習熟ランク及びその他の能力を持っている。例えば、呪文発動をするクリーチャーは“呪文の発動”の連続行動をすることが出来るし、クリーチャーはアイテムの全てに修得している。ステータス・ブロックに能力が省略形で書かれており、342-344の能力用語集に完全な説明が書かれていることがある。

クリーチャー名 レベル

レアリティ 特性 属性の略語 サイズ その他の特性
知覚 そのクリーチャーの知覚修正がここに記載され、次に特殊な感覚が続く
言語 その種別の一般的なクリーチャーの言語が記載され、次に特殊な意思疎通能力が続く。もしこの項目のないクリーチャーがいるなら、そのクリーチャーは言語を通じて他のクリーチャーと意思疎通や言語の理解が出来ない。
 そのクリーチャーはこれらの技能に修得以上である。未修得の技能については、対応する能力修正値を用いること。
能力修正値 そのクリーチャーの能力修正値がここに記載されている。
アイテム そのクリーチャーが持っている重要な装備がここに記載されている
作用能力 クリーチャーが世界をどのように知覚し、世界とどう関わるかに影響を与える特殊能力がここにしるされる。


AC、隣にはACへのあらゆる特殊なボーナスが記載される;
セーヴィング・スロー 特定のセーヴへの特殊なボーナスはそのセーヴのボーナスの後に括弧書きで記載される。特定の種別の効果に対する3つのセーヴィング・スロー全てへの特殊なボーナスは3つのセーヴの後に記載される
HP、隣にはそのクリーチャーのヒット・ポイントや治癒に影響する自動能力が記載される
完全耐性;弱点;抵抗 そのクリーチャーが持つ、あらゆる完全耐性、弱点、抵抗がここに記載される
自動能力 そのクリーチャーのオーラや、防御に影響する自動的な能力といったものがここに記載される
リアクション能力 クリーチャーの手番以外に大抵の場合、トリガーを満たすフリー・アクションやリアクションがここに記載される


速度、隣に他の速度や移動能力が記載される
近接 (特性;致命的のような武器特性や、便利にするためにその計算をここに書く)近接“打撃”にクリーチャーが使う武器や素手打撃のなまえの隣に括弧書きで攻撃修正値と特性を記載する。もしクリーチャーが、+1武器発現ルーンのついた武器のような、攻撃修正値に影響を与える能力や装備を持っているのなら、計算には既にそれが含まれている。ダメージ量、ダメージ種別に加えて追加の効果(この項目は、もし“打撃”がダメージを与えないなら効果という名前になっている)。
遠隔  近接と同じだが、特性と共に射程と射程単位を記載しており、近接と同じようにダメージが記されている
呪文 この項目には魔法体系及びその呪文が準備型か任意発動型か、その次にDC(そして呪文攻撃ロールを必要とする呪文があるなら攻撃修正)が記される。呪文はレベルごとに記載されており、キャントリップが最後に続く。複数回、準備されている呪文は括弧書きの中に回数が示されている――例えば、「(×2)」のように。任意発動型には、呪文レベルの後に呪文スロットの数が記されている。
生来の呪文 他の呪文と同じだが、常時、無制限、そして集中呪文をここに含める。もしそのクリーチャーが生来の呪文として集中呪文を持っているなら、集中点を消費するのではなく、記された使用法の他の生来の呪文と同じように機能する。回数無制限で使うことが出来る呪文には呪文の名前の後に「(無制限)」と記載されている。常時呪文は最後にレベルごとに記載されている。能力用語集の342ページに常時と無制限の呪文についてのルールが記載されている。
集中呪文 もしクリーチャーが集中呪文を持っているなら、この項目には呪文のレベル、クリーチャーの集中蓄積の集中点、DC、そして集中呪文が記載されている。
儀式 クリーチャーが発動出来るあらゆる儀式がここに記載されている
攻撃的あるいは防御能力 自動的にそのクリーチャーの攻撃に影響を与えるあらゆるアクション、連続行動、あるいは能力、そして大抵の場合、クリーチャーの手番にトリガーを満たすようなフリー・アクションやリアクションがここにアルファベット順に並んでいる

クリーチャーをロールプレイする Roleplaying Creatures

宿敵であるか潜在的な味方であるかに関わらず、クリーチャーはPC達とは非常に異なる世界観を持っている。クリーチャーをロールプレイする際には、その感覚、生理機能、習慣のためにどのように彼らが世界を異なった方法で体験しているかを考えること。この本のそれぞれのクリーチャーの項目には、君にそのクリーチャーの世界観、動機、生態系、社会についての背景についての情報が書かれている。多くの項目には、クリーチャーに関連する事実を示している(7ページのサイドバー・アイコンの項目に記されているアイコンでラベルされている)。君は戦闘の内外でクリーチャーをどうロールプレイするかの手がかりつぃて、それぞれのクリーチャーの項目にある情報を用いることが出来る。これらの手がかりは語彙面での違いのような簡単ものもあれば(たとえば「一方で」の代わりに「別の触手で」を使うなど)、個別のクリーチャーの動機、希望、夢を決定するといったような複雑なものもある。君がプレイしているクリーチャーを理解することによってまた、彼らが使う戦術や、思い通りにいかない場合に投降するのか逃亡するのかといったことが分かるようになるだろう。

クリーチャーの調整 Adjusting Creatures

時折、君は物語の展開に連れて、ストーリーの需要や物語の状況に基づいてクリーチャーをカスタマイズする必要がある。この項目には、君がクリーチャーの調整に使うことが出来る基本戦略を案内する。これには、レベルの変更をしてクリーチャーに行う素早い調整が含まれている。君はまた、クリーチャーの言語や装備、あるいは技能や知覚の習熟ランクの変更の仕方を知る必要があるかもしれない。

戦闘力 Combat Power

この本に示されているクリーチャーはレベルに適したステータスを持っている。多くの場合、君はエリートやウィークと呼ばれる比較的、小さな調整を行って、提示されているよりも1レベル上か下になるようにする。

エリート化とウィーク化は肉体的な戦闘に焦点を置くクリーチャーについてよく機能する。これらの調整は新しい特殊能力の欠如を穴埋めするために、レベルの増加によって得られる通常の数字の増加を過大評価する。ものである。このように、同じクリーチャーに複数回適用する際、これらの調整はクリーチャーのレベルに対してステータスの正確性を欠けさせるだろう。これらの調整は低レベルのクリーチャーの能力により大きな影響を与える:レベル-1のクリーチャーにエリート化を適用することによって1レベルに近くなり、1レベルのクリーチャーにウィーク化を適用することによって-1レベルに近くなるのである。
呪文を発動するクリーチャーや非戦闘能力に頼るクリーチャーは一般的に、その呪文や能力に特定の調整をすることが必要である。

エリート化 Elite Adjustments

時折、君は些末になってしまうであろう課題を提示するために、あるいは、ある敵がその同族よりも強力であることを示すために、通常よりもあるクリーチャーを強くしたいということがあるだろう。これを手早く、手軽にするために、下記の通り、ステータスにエリート化を適用すること:

・クリーチャーのAC、攻撃修正、DC、セーヴィング・スロー、知覚、技能修正を2ずつ上昇させる
・クリーチャーの“打撃”とその他の攻撃的能力のダメージを2ずつ上昇させる。もしそのクリーチャーが能力を何回、あるいはどの程度の頻度で使うことが出来るかに制限があるなら(術者の呪文やドラゴンのブレス武器など)、そのダメージを代わりに4ずつ上昇させる。
・開始時のレベルに基づいてそのクリーチャーのヒット・ポイントを上昇させる(下記の表を参照すること)。

開始時レベル増加HP
1以下10
2-415
5-1920
20以上30
ウィーク化 Weak Adjustments

時折、君はあまりに挑戦的過ぎるクリーチャーを使うか、ある敵が同族より弱いことを示すために、通常よりもあるクリーチャーを弱くしたいと思うことがあるだろう。これを素早く簡単にするために、下記の通り、ステータスにウィーク化を適用すること:

・クリーチャーのAC、攻撃修正、DC、セーヴィング・スロー、技能修正を2ずつ減少させる
・クリーチャーの“打撃”とその他の攻撃的能力のダメージを2ずつ上昇させる。もしそのクリーチャーが能力を何回、あるいはどの程度の頻度で使うことが出来るかに制限があるなら(術者の呪文やドラゴンのブレス武器など)、そのダメージを代わりに4ずつ減少させる。
・開始時のレベルに基づいてそのクリーチャーのヒット・ポイントを減少させる(下記の表を参照すること)。

開始時レベル増加HP
1-2-10
3-5-15
6-20-20
21以上-30

言語 Languages

クリーチャーの項目に記されている言語は、一般的なその種別のクリーチャーが知っている言語である。しかし、君は特定のクリーチャーによっては様々な言語を知っていることにしたいかもしれない。例えば、もしあるクリーチャーがその地域にいる人々と会話したり、彼らを理解することに興味があるなら、そういった人々が話す言語を知っている可能性が高いだろう。この言語は共通語であることが最も多いが、君はそのクリーチャーが生活している地域によってもっと適切な言語を与えることも出来る(もしそのクリーチャーがダークランドに住んでいるのなら地下共通語といったように)。

他の次元界出身の存在は、しばしばそこに旅行しているのでない限り、物質界のあらゆる言語を知らない可能性が高い。もしこのようなクリーチャーは定命の者の言語を知っているなら、そのクリーチャーは恐らく、定命の者との意思疎通に興味があるのだろう。この言語は共通語であることが多いが、このようなクリーチャーが共通語を話すのは、君のキャンペーンの世界や地域に、他の場所よりも特別に旅行することが多いか研究しているかといった場合だけであることを念頭に置くこと。

パスファインダーの言語はパスファインダー・コア・ルールブックの65ページ及びこの本の新しい言語の項目(348ページ)に記載されている。

装備 Gear

クリーチャーの中には防具や武器といった装備に頼るものもいる。君は装備を持たないこういったクリーチャーのステータスを必要とするかもしれない。例えば、あるクリーチャーが“武器落とし”されるか、防具を着ていない間に奇襲を受けたり、ディスペル・マジックでそのクリーチャーが着用している魔法のアイテムの一つが無力化されるかもしれない。ほとんどの場合、君は単純にアドリブをすることも出来るが、より正確を期したいのなら、武器と防具についてのこれらの指針を用いること。

もし、あるクリーチャーが武器を失ったなら、そのクリーチャーは別の武器を抜くか、素手打撃を使う。もしステータス・ブロックに記載されていない“打撃”を使うなら、代替手段に最も適合するそのクリーチャーの“打撃”の項目を使い、その攻撃修正を2減少させ、新しい“打撃”のダメージダイスを使うこと。もしそのクリーチャーが素手打撃を使う必要があり、ステータス・ブロックに素手打撃がないなら、拳のステータス(コア・ルールブックの280ページ)を使うこと。

もしそのクリーチャーが武器発現ルーンのある武器を失ったなら、攻撃修正を2だけではなく、新しい武器の武器発現ルーンで与えられるボーナスにふさわしい分だけ修正すること。例えば、もしそのクリーチャーが+1メイスを“武器落とし”されたなら、新しい“打撃”の攻撃修正は2ではなく3減少する。

もし、クリーチャーが防具を持っていないなら、アイテムの項目にある防具を探し、そのクリーチャーのACをその防具のアイテム・ボーナスだけ減少させる(コア・ルールブック275ページ)。もし、その防具に発現ルーンがあるなら、減少値を適切に増やすこと;例えば、もしそのクリーチャーのステータスに+2チェインメイルがあって、キャラクター達が防具なしのそのクリーチャーを補足したのなら、君はそのクリーチャーのACを4ではなく6減らすのである。もしその防具にレジリエント・ルーンがあるなら、そのルーンの種別に基づいてクリーチャーのセーヴを減少させる(レジリエントは1、グレーター・レジリエントは2、メジャー・レジリエントは3である)。

、知覚、習熟 Skills, Perception, and Proficiency

クリーチャーがPCの罠を“”しようとしているといったような、クリーチャーの習熟ランクを知る必要のある状況もある。ステータス・ブロックに記載されている技能にクリーチャーは修得である。怪物達はPCと同じルールを使って作られてはいないため、記載されていない技能には未修得である。大抵の場合、5レベル付近で記載されている技能に熟練、9レベル付近で達人、17レベル付近で伝説である。クリーチャーは特定のものごとを探知するために知覚に特定の習熟ランクである必要があるかもしれない。多くのクリーチャーは知覚に熟練で、7レベル付近で達人、13レベル付近で伝説に成長する。

君の裁量次第だが、〈欺瞞〉の得意なドッペルゲンガーのように、特定の技能や知覚に世界クラスの才能を持つクリーチャーはその技能や知覚により高いランクを持つかもしれない。

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