第一章 はじめに

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第一章 はじめに Introduction

パスファインダーは君と友達のグループが集まって、恐るべきモンスターと素晴らしい財宝に満ちた世界での勇敢な英雄や狡賢い悪者の物語を作るファンタジーのテーブルトップ・ロールプレイング・ゲーム(RPG)である。もっと重要なのは、パスファインダーは、君のキャラクターの選択がストーリーの展開を決めるということである。

パスファインダーの冒険は失われし神託の時代で起きる。そこは、いにしえの帝国、広大な都市、無数の墓所、ダンジョン、そして略奪品でいっぱいのモンスターのねぐらなどで一杯の危険なファンタジー世界である。パスファインダーのキャラクターは水中の廃墟や幽霊の居る中世の墓所、そしてジャングルの都市にある魔法の大学へと冒険するかもしれない。終わること無い冒険の世界が待っているのだ!

ロールプレイング・ゲームとは?

ロールプレイング・ゲームとは、プレイヤーの1人であるゲーム・マスター(GM)が場面を設定し、課題を提示し、他のプレイヤーがプレイヤー・キャラクター(PC)の役割をして、これらの挑戦を克服しようとする双方向の物語である。危険はモンスター、騙し討ちの罠、そして敵対的なエージェントの仕掛けといった形で登場するが、パスファインダーはまた、政治的な陰謀、パズル、対人関係のドラマなどといったものをも提供する。
通常、ゲームは4人から7人のグループで行われ、プレイヤーの1人がそのグループのゲーム・マスターを務める。GMはゲームの世界と物語を準備し、提示し、司会し、課題を投げかけ、敵対者や同盟者、傍観者といったものを演じる。それぞれの場面が次へと続くにつれて、各プレイヤーは人格やキャラクターの能力に沿って状況に対応し、物語に貢献する。ダイスロールと事前に割り当てられたステータスが、偶然の要素を加え、キャラクター達が試みた行動に成功したのか失敗したのかを決定するのである。

ゲームの流れ

パスファインダーはセッションを通してプレイされる。セッションの間、プレイヤー達は直接に、あるいはオンラインでゲームをプレイするために数時間、集まる。パスファインダーの物語は1回のセッションで簡潔することもあり、一般に「単発」と呼ばれる。また、複数回のセッションにまたがることもあり、数ヶ月、あるいは数年かかることすらあるキャンペーンとなることもある。もしゲーム・マスターが物語を語ることを楽しみ、プレイヤー達が楽しんでいるのなら、ゲームは好きなように進めてよい。

セッションは大部分が凶悪な獣との戦い、邪悪な罠からの逃亡、そして英雄的なクエストを完了といったアクションとなるかもしれない。あるいは、砦の権利のために男爵と交渉すること、ゆっくりと進軍するフロストジャイアントの軍勢に潜入すること、殺された友人を蘇生させるために必要な一房の髪の毛のためにエンジェルと取引すること、といったものかもしれない。ダンジョンの探検からニュアンスの細かい政治ドラマ、あるいはその間の何を行うにしても、最終的にどの種類のゲームをプレイするかは、君と君のグループ次第である。

プレイヤー

ゲーム・マスターを含めてパスファインダーのゲームに関わる全員がプレイヤーである。だが、単純にするために、「プレイヤー」という言葉は大抵の場合、GM以外の参加者を示す。ゲームが始まる前、プレイヤー達はキャラクターの歴史と人格を考え、ルールを使ってキャラクター達のステータス、能力、長所、そして弱点を決定する。GMはキャラクター作成の間に使える選択肢を制限するかもしれない。しかし、全員が興味深いヒーローを作ることが出来るように、この制限は前もって話し合われるものである。一般的に、キャラクターのコンセプトについての唯一の制限は、プレイヤー達の想像力とGMのガイドラインである。ゲーム中、プレイヤー達は自分達のキャラクターが取る行動を描写し、キャラクターの能力を使ってダイスロールを行う。GMはこれらの行動の結果を解決する。プレイヤーの中には、自分がキャラクターであるかのように演じる(あるいはロールプレイする)ことを楽しむ者もいれば、物語を語るようにキャラクターの行動を描写する者もいる。最善だと思うことを何でもするのである! もし、今回が君のロールプレイング・ゲームの初体験であるなら、ルールと世界に馴染むために、プレイヤーの役割をすることが推奨される。

最初のルール
パスファインダーの最初のルールは、ゲームは君のものだということである。語りたい物語を語り、なりたいキャラクターになり、友人達と楽しい冒険を共有するのにゲームを使うのである。もし、その他のルールが楽しみの邪魔になるのなら、君のグループが同意する範囲で、君は物語に合わせてそれを修正するか、無視してよい。パスファインダーの本当の目的は、全員が楽しむことなのである。
ダイス
パスファインダーには多面体のダイスのセットが必要である。それぞれのダイスには4、6、8、あるはそれ以上の別の数字の面がある。これらのダイスは文章では、ダイスの側面の数の前にdを書いて示される。パスファインダーは4面ダイス(d4)、6面ダイス(d6)、8面ダイス(d8)、10面体ダイス(d10)、12面ダイス(d12)、そして20面ダイス(d20)を使う。もし複数のダイスをロールする必要があるなら、dの前の数字が何個ロールするかを示している。4d6は全て6面体の4個のダイスをロールすることを意味している。もしルールにd%が要求されているのなら、君は2つの10面体ダイスの1個を十の位、1個を一の位として扱うことで、1から100までの数字を作ることが出来る。

ゲーム・マスター

その他のプレイヤー達は自分のキャラクター達を作り出し、制御するが、ゲーム・マスター(GM)は物語と世界の担当をする。GMはプレイヤー・キャラクターが冒険で経験する全ての状況を描写し、プレイヤー・キャラクターの行動がどのように物語に影響を与えるかを考え、ルールの解釈を行う。
GMは物語の作成、モンスターの選択、そしてそれらの宝物を割り当てることによって新たな冒険を作り出すことも出来るが、代わりに出版されている冒険に頼って、それをセッションの基本として使い、個々のプレイヤーとグループのプレイスタイルに合わせて必要に応じて修正することも出来る。オリジナルと出版物を組み合わせて新しい物語を作り出すてゲームを回す者もいる。
GMとなるのは挑戦である。君はルールの裁定、物語の案内、そして他の責任をこなすように要求される。しかし、それは非常にやり応えがあり、良いゲームをするために要求される全ての作業に見合うものである。もし今回がゲームを回す初体験であるなら、問題になる唯一の事柄は、君を含めた全員が楽しむことであると覚えておくこと。その他の全ては、練習と忍耐によって自然に身に付くのである。

ゲームは全員のもの

GMであるにせよ、プレイヤーであるにせよ、テーブルトップ・ロールプレイング・ゲームに参加するということには社交的な関わりが必要である:誰もが物語を語るのを楽しむために集まる。多くの者にとっては、ロールプレイングは日々の生活の面倒ごとあら逃亡する手段である。テーブルの全員と、彼らがゲームに求めているものに注意深くなること。そうすれば、全員が楽しめる。グループが最初に集まった時、このテーブルで何を楽しみたいのか、そして避けたい話題についても話しておくべきである。誰もが、その要素が登場することで何人かのプレイヤー達を不快にするか、機嫌を損ねることすらあることを理解し、全員がこれらの境界をゲーム中、敬うことに合意するべきである。そうすれば、誰もがゲームを共に楽しむことが出来るのである。
パスファインダーは年齢、性別、種族や民族、宗教、性的嗜好あるいはその他のアイデンティティや人生関係とは無関係に、全員のためのゲームである。GMだけではなく、テーブルを盛り上げ、全てを歓迎することは全てのプレイヤーにとっての責任である。

プレイのツール

この本に加えて、君がパスファインダーに必要とするだろう幾つかのものがある。これらの備品は君の地元のホビーショップか、paizo.comでオンラインで手に入る。

キャラクターシート:それぞれのプレイヤーはキャラクターを作成するため、そしてゲーム中に何がそのキャラクターに起こったのかを記録するため、キャラクターシートが必要である。キャラクターシートはこの本の背表紙と、オンラインに無料のpdfがある。

ダイス:プレイヤーとGMは憂くなくとも1セットの多面体ダイスが必要だが、ほとんどの参加者は自分のものを持ってくる。6面体ダイスは非常に一般的だが、ダイスのセットはホビーゲームショップかオンラインで手に入る。異なる種類のダイスとどのようにそれが文章で言及されるかについては、7ページのダイスのサイドバーを参照すること。

冒険:あらゆるテーブルにはプレイするための冒険が必要で、それはGMによって作られているか、出版物を原典としている。paizo.comには、様々な面白い冒険や、アドヴェンチャー・パス全体がある。

ベスティアリ:恐ろしいドラゴンから悪戯好きなグレムリンまで、怪物達はPC達が直面するかもしれない一般的な脅威である。そして、それぞれの種別には独自のステータスと能力がある。これらはPathfinder BestiaryというGM達にとって非常に価値ある本に記載されている。モンスターのステータスはまた、paizo.com/prdで無料でオンライン公開されている。

マップとミニチュア:戦闘の混乱を想像するのは難しい。このため、多くのグループは戦場を表現するためにマップを使っている。これらのマップは1インチの格子に目印がつけられており、それぞれの正方形はゲーム内での5フィートを表現している。ミニチュアとポーンと呼ばれる、イラストのあるトークンはキャラクター達と彼らが直面する敵を表現する。

追加のアクセサリ:戦闘で手番を記録する補助となるツール、一般的なルールが書かれたカードのデッキ、デジタルのキャラクター作成ツール、そしてバックグラウンド・ミュージックや効果音セットといった、経験を強化するためにゲームに付け加えることの出来る多数の追加のアクセサリがある。

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